公開中
変わらぬ愛
阿部 「 今年 も 終わるね 」
「 そうだね 」
リハーサル の 合間 、
隣 の 阿部ちゃん が ふと 呟き 、
俺 も 流れる 様 に それ に 返した 。
阿部 「 めめ と 色んな 事 が 出来て 楽しか っ たな 」
「 うん 、 俺も 」
阿部 「 カナダ 、 楽しみ ? 」
「 楽しみだよ 、 英語 も っ と 喋れる 様 に ならないと 」
阿部 「 俺 、 ハリウッド 俳優 めめ に インタビュー するの 楽しみ に してるから 」
『 全部 英語 で ? 』 と 聞くと 、
「 それ も 良いね 」 と
笑顔 で 返 っ て きた 。
今年 、 何度 この 花 みたいな 笑顔 を 見ただろう 。
控えめ だけど 、 側 に 居れる だけ で
元気 に なれる 、 そんな 存在 。
来年 は 、 お互い すぐ 駆けつけられない
環境 で 過ごさない と いけない 。
なんせ グループ を 組んでから は 初めて の 事 。
撮影 は 兎も角 、 一人 で 居る 時 に 正気 で いられるか
自信 が 無い 。
阿部 ちゃん も 同じ なのか 、
ふと 会話 が 途切れた 。
何か 不安 を 取り除いて あげられる 術 は 無いか 。
___ 考え に 考えて 、 名案 が 浮かんだ のと 同時 に
「 リハーサル だ 」 と 呼ばれた 。
阿部 「 あ 、 もう そんな 時間 、 めめ 行こ 」
「 うん 、 … でも ち ょっ と だけ ぎ ゅ っ て してから 」
返事 は 待たず に 細い 身体 を 抱きしめて
腕 に 力 を 込める 。
急かす 様子 も 無く 、 只 寄り添 っ て くれる 阿部 ちゃん 。
暫く そうして から ステージ へと 向か っ た 。
リハーサル が 終わり 、 また 時間 が 空く 。
阿部 ちゃん は 勉強 に 没頭 している 様 だ 。
マネージャー さん に 無理 を 言い 、
小さめ の 封筒 を 手渡し 、
少し おつかい に 行 っ て もら っ た 。
そうして 迎えた 大晦日 。
今日 も 沢山 の グループ が 最終調整 で 出入り している 。
自分達 の 出番 が 終わ っ た 後 、
衣装 も そのまま に 俺 は 阿部 ちゃん を 呼んだ 。
「 ち ょっ と 外 行こう 」
阿部 「 何 、 え ? 」
メンバー が 誰一人 それを 不思議 そう に しない 事 にも
戸惑 っ ている 様子 の 阿部 ちゃん の 手 を 引いて 、
マネージャー さん が 用意 して くれていた 車 に 乗り込んだ 。
阿部 「 どこ 行くの ? 」
「 着いて から の お楽しみ 」
『 着くまで これ 付けといて 』 と 目隠し を 渡す 。
阿部 「 変 な 事 しない ? 」
「 信用 ないな ぁ 」
『 誕生日 の 事 忘れてないから 』 と
言いつつ 目隠し を 付けてくれた 。
目的地 に 到着して 、 裏口 から そ っ と 入れてもらう 。
足音 が 響くので 、 阿部 ちゃん が
時々 『 ここどこ ? 』 と 尋ねる けど 『 内緒 』 を 押し通す 。
やがて 足 を 止め 、 阿部 ちゃん に 声 を 掛け 、
そ っ と 目隠し を 取る 。
少し 眩しそう に 周囲 を 見回して 彼 は 『 え ッ 』 と 、
声 を あげた 。
「 どこ か 分かる ? 」
阿部 「 え 、 え 、 ... チャペル ? 」
大晦日 の 昼 、
まだ 柔らかな 光 が 差し込む チャペル に 衣装姿 で 二人 だけ で 立つ 。
まだ 状況 が 飲み込めていない 様子 の 阿部 ちゃん の 手 を 取り 跪く と 、
なんとなく 理解 した 様 な 、
でも 今 何故 、 どうして と いう 新たな 疑問 で 頭 が い っ ぱい な 様 な 、
そんな 表情 を 見せた 。
「 来年 は 離れて お互い 頑張る けど 、 俺 の 心 は いつも 阿部 ちゃん の 傍 に あるから 」
阿部 「 ... うん 」
「 それ を 形 に したくて 」
ポケット から ネイビー の 小さな ケース を 取り出し 、
『 開けてみて 』 と 差し出した 。
阿部 ちゃん の 手 が 少し 震えている 。
ケース と ゆ っ くり 左右 に 開くと 、
中 から 細身 の リング が 顔 を 出した 。
パヴェ が 光 に 反射 して キラキラ と 輝く 。
阿部 「 これ ... 」
「 何処 に 居ても 、 誰 と 知り合 っ ても 、 俺 には 阿部 ちゃん だけだよ 。 変わらない 愛 を 誓います 」
『 受け取 っ て 』 と 言うと 、
阿部 ちゃん は 小さく 頷いた 。
左手 を 取 っ て 、 リング を 薬指 に 嵌める 。
年末 の 多忙 で 少し 痩せたのか 、
俺 の 知 っ ている 阿部 ちゃん の 指 の サイズ では 、
ほんの 少し 余裕 が ある 様 に 見えた 。
「 サイズ 交換 した 方 が 良いかも 」
阿部 「 ううん 、 これ が 良い 」
「 そう ? 」
阿部 「 めめ が 選んで くれた から 、 これ を 大事 に したい 。 ありがとう 、 嬉しい 」
そう 言い 俺 に 抱きついてきた 。
阿部 「 俺 も めめ だけ だから 」
「 うれし 、 __ じ ゃ あ 誓い の キス して ? 」
阿部 「 え 、 ッ 」
急 に 恥ずかしそう に して 分かりやすく 目 が 泳ぐのが 可愛い 。
もう 一度 催促 すると 、
顎 を 上げて そ っ と 口 付けて くれた 。
「 ありがと 、 これで 頑張れる 、 笑 」
阿部 「 ... うん 、 俺 も 、 ... / 」
丁度 マネージャー さん が そろそろ 時間 だと 呼び に 来たので 、
手 を 引いて 車 まで エスコート した 。
楽屋 の 前 で 、
阿部 ちゃん が 立ち止ま っ た 。
「 どうしたの 」
阿部 「 中 入るから 、 リング 外さないと 」
「 あぁ 、 大丈夫 ゝ 」
ドア を 開けると 、 一斉 に クラッカー が 鳴らされた 。
「「「 おめでと ー ッ !!! 」」」
阿部 「 ぇ 、 皆 知 っ てたの 、 ? 」
岩本 「 そうだな 、 薄々 気付いてた 」
宮舘 「 や っ と くっつくか 」
ラウ 「 良か っ た 良か っ た 」
渡辺 「 ドッキリ 大成功 じ ゃ ん 」
深澤 「 だな ( 適当すみません ← 」
佐久間 「 良か っ たね 、 阿部 ちゃん 」
向井 「 どんな プロポーズ したん !? 」
興奮 冷めやらぬ 康二 が 言うけど 、
「 俺達 だけの 秘密 」
と はぐらかし 彼 を 抱きしめた 。
「 ず っ と 一緒 だよ 」
大晦日 一日 遅れました ごめそ
#めめあべ優勝2025。あ、2026。