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壊れそうなページの隅で
**居場所のない部屋**
帰っても誰も私の痛みなんて見てくれない
「あれをしろ」「これをしろ」と声だけが降ってくる
外ではいい顔をする親のせいで
助けを求めても、なぜか笑ってしまう私がいる
その歪んだ笑顔の裏で泣いていることなんて
誰も気づいてはくれない
学校の教室の方がまだ仮面をかぶっていられる分だけマシで
どこにも自分の足場がないまま
毎日少しずつ、私という輪郭が削られていく
**消えてしまいたい夜**
朝が来るのが怖くて、カーテンを閉め切った部屋
天井のシミを数えながら、今日をやり過ごしたことすら数に入らない
いなくなってしまいたい、このまま消えてしまいたい
もうすぐ心が音を立てて壊れてしまいそうな恐怖と
もしも柾哉くんがいなくなってしまったらどうしようという不安が
冷たい波のように胸を押しつぶしていく
**唯一の細い糸**
だけどふと開いた画面の向こうで
木村柾哉くんが眩しいくらいに太陽のように笑っている
その笑顔を見た瞬間、釣られて私も自然と口角が緩むんだ
「無理に馴染まなくていい、虹は自然にかかるよ」
「きっと何かあったんでしょ、話してみて」
「僕の夜はいつでもほら君の言葉で明けていくよ」
書き留めたお気に入りの歌詞をなぞるたび
凍えた私が、ほんの少しだけ温もりを取り戻す
その瞬間だけは、すり減った現実も、親の顔色もすべてが嘘のように消えて
誰でもない「私」にやっと戻れる
**結ばれていく時間**
「昔に戻れたら何かを変えるのだろうか
だけど僕は今ここにいるから
紡いだ時と時 きっとまだ しっかりと結ばれていく」
泥だらけの足を引っ張りながら、今日も私は生きている
柾哉くんにいつか胸を張って会いに行くために
この痛みを抱えたまま、明日へ向かうための息をする