このサイトではJavaScriptを使用しています。有効にしてください
短編カフェ
カラーテーマ
ライト
ダーク
カスタム
R18表示
色カスタム設定へ
フォント変更へ
閲覧設定
設定を反映する
基本設定
色テーマ:
本文
白
黒
セピア
薄い青
緑
ピンク
※本文色のカスタマイズは
こちら
文字サイズ(px):
-
16
+
reset
行間:
-
1.8
+
reset
フォント:
本文
ゴシック
明朝
※フォントのカスタマイズは
こちら
文字方向:
横
縦
詳細設定
文字太さ:
太
並
細
縦組高さ:
高
並
低
表示横幅:
広
並
狭
※横組みはタブレットサイズ以上のみ反映
文字間(em):
-
0
+
reset
オプション設定
ルビ:
有効
無効
空行操作:
なし
圧縮
挿入
字下げ操作:
なし
削除
挿入
まえがき:
表示
非表示
あとがき:
表示
非表示
設定を反映する
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
変換する
変換履歴を削除
公開中
薔薇の優しい棘
夕波永遊
「おはようー、来たよー!」 「…放っておいてくれ」 何十年もの願いが叶って現れた幻覚だという天使さえも、適当な対応をするほどのどうしようもない牧師は床に項垂れたままそう言った。 「嫌だ!こうしないと死んじゃうでしょ!」 「そうだといいけどな」 「ねえ!」 口走ろうとした時、教会のなかで鐘がけたたましく鳴り響くなかで僕のなかには天使の声だけが響いている。 「どうして死にたいの?」 「シャロエルは死ねないから死にたい」 「そういう質問は嫌いだ」 「シャロエルもそういうあなたが嫌い!」 「…どうしてそうなる」 そうしてまた、眠りにつきかけたところで肩を揺すられるはずだった。
みんなの小説一覧へ
夕波永遊さんの小説一覧
お気に入り登録ページ>>
ミュート登録ページ>>
📋 このページのURLをコピー