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公開中

嘘つき・後

🦇
森の木々が揺れ,波打つ海のような音が響く。揺れる葉の隙間から差し込んだ日が点々と地を照らす。地に広がった赤いシミは,乾いてもなお,鮮明に発色している。その中心では,小さな山羊の少女が,安らかに眠っていた。
”嘘つき” 今のオレに,最もよく合っている言葉だ。