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仮面の私にサヨナラを―。
仮面の私にサヨナラを―。
死―。それは、絶望。
ある者にとっては、救済。
◆◇◆
いつも通りの日常。いつも通りの学校。いつも通りのクラス。いつも通り……いつも……。
そんな生活、もう飽き飽きだ。
いつも通りのトモダチ。
こんな私の言うことを何でも聞いてくれる優しいオトモダチ。
「ねぇ〜パン買ってきてよ。あ、勿論焼きそばパンね」
そのトモダチにやっていることが『イジメ』だなんて、ずっと前から気づいている。
いつも通りのトモダチ。
こんなバカで、無能な私でも仲良くしてくれる、優しいオトモダチ。
そういえば、昔はよく、一緒に帰ってた気がする。
「なんでそんな無表情なわけ〜?キッショ〜(笑)」
ある時、水を頭に掛けた。
服の上からだから寒いはずなのに、彼女はずっとニコニコと笑っていた。
笑えと言った。
本当はこんなことやってはいけないなんて…気づいてる。
でも……自分を守るために。
自分を『自分』で偽るの。
ほら、偽れば偽るほど、楽しくなるでしょ?
仲間はずれにもならないでしょ?
でも、もう良いの。
全部……捨ててしまうから。
思い出も、全部。
「………」
その日―。私は線路へ飛び出した。
あの子にごめんって、言えたら良かったな。
END. テーマソング{ツミキ フォニイ}