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異世界旅行記 -File.3-
能力公開3.2.1!
、、、、、、うっす、、、、だよ、、、な?
うっすかもしれない人が門番と喋っている
驚いたのはうっすの見た目じゃない
声だあいつ男で太いのになんであんな普通の声なんだ(失礼
、、、違う門から入るか
もう一つの門に|辿り着いた《たどりついた》、そのとき信じられないことがわかる
その門の番人も違う世界から来た人なのだ
名前は、、、、忘れたけど見覚えがある
確信があったわけじゃあないが
喋ったことで確信したのだ
こいつは月下民だ
何処かで見たことあるし相手はこちらを分かっている
だがこちらからはわかっていない状態だ
日本の何かの像みてぇな見た目してやがる
いた気がするが思い出せない
取り敢えず場を流し
街へと入る
するとそこは見るも|無惨《むざん》な光景だった
中央には何か化け物の死体があるし建物は|倒壊《とうかい》しているし
僕は声を出せなかった
だが教会だけは無事だった
教会を覗くと、来るのをわかっていたかのような神父がこう言った
神父「やぁ、君は違う世界から来たね?」
そう言われそれに対して僕は|頷いた《うなずいた》
そして神父は続けた
神父「君達はある使命がある」
ゴクリと|唾《つば》を飲んだ
神父「それは生きることだ」
神父のその答えに力が抜けた
てっきり何かあるもんだと思っていた
考えているのを|遮る《さえぎる》かのように神父は言った
神父「このモンスターが|跋扈《ばっこ》する世界でね」
何かはあった、まあそりゃそうだ
さっきの広場中央にも何かの死骸があったんだ
神父「君達にはモンスターと同じように力が与えられている」
神父「その為君達を嫌い|迫害し、虐げる《はくがいし、しいたげる》者がいるかもしれない」
神父「だがわかって欲しい、彼らはモンスターと一対一で|渡り合えない《わたりあえない》のだ」
神父「その為モンスターどもと同じように能力を持つ君達が|羨ましく疎ましい《うらやましくうとましい》のだ」
能力、、、、、?
神父「おっと、君は能力のことを知らないのか?」
⁉︎ なんで⁉︎ 考えがわかるのか⁉︎
神父「いや、私にそのような能力はないよ、君の反応でそう感じただけだ」
神父「、、、おいで、君の能力を診てあげよう」
そう言われたが半信半疑で神父の前で座った
神父が頭に|手を翳し《てをかざし》何か呪文を唱え始めた
すると脳内に言葉、、、、文字が浮かんでくる
『|DEATH・EATER《死を喰らう者》』
死を喰らう事で相手の力を|抜き取り我が物《ぬきとりわがもの》とす。
枯渇すれば血を求め、食を求める
|相手を殺す《死体に触れる》ことでその|殺した相手《死体》の力を|奪い取る力《うばいとるちから》
空腹時、血や肉に反応し|殺害衝動に駆られる《さつがいしょうどうにかられる》
『|ENTRUSTER《託す者》』
死時想い託し後世へと。
異能を託し意思を継いで征く
死んだ後誰かに想いと能力を託すことができる
能力を誰かに譲渡することができる
『|RESURRECTION・GHOST《蘇りし妖》』
死者妖として蘇りて人々と成る
死んでも蘇ることができるが、どんどん人間から離れていく
|一瞬寒気がした《いっしゅんさむけがした》だが心あたりがある、、、、
(あの肉塊、、、、、、、、)
すると神父がこういった
神父「何かよくない能力でも持っていたかね?」
神父「気を落とさないでくれよ?」
神父「私は能力を観させるだけで決めたりすることは出来ないのだから」
神父「まぁ君がどう扱うかだ、もうここを離れないといけない、これにて失礼するよ」
神父はそう言い去っていった
|去り際《さりぎわ》にこのようなことを神父は言った
「さてと、これでほぼ全員が能力を知ったかな、、、?」
猫の身体の能力を得ているのは嬉しい誤算だな、
あの神父はこの世界に深く関わっているのだろう
これからまた出会うかもしれない
もしかしたらこの先|対峙《たいじ》するかも知れない
だがどんなことがあろうともこれは変わらない
【自分は絶対に生きる】
それだけは絶対変わらない
、、、、、あ、らいらどうしとんやろ、、、、?
あとうめ男も気になる、、、、、
あとうっす(?)はどうなっているだろうか
、、、、、、また今度考えよう。
今日はもう、、、、疲れたな、、、、、、
ああそうだ、月下民いたし②の方が、、、、ある、、、、か、、、、
Zenoはそのまま協会の床で寝てしまった、、、、、、、、、、、、、、
門の番人は月下民がモデルですが最近いなくて許可とか取れないので名前は出していません