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    2.まるで魔法
    
    
    
    罪木「ええっと…まず初めのページはぁ…」
▷一日目
・雪染ちさは会議で不在、他の先生がやってくる。
・「落武者」と言われるため、「誰が落武者だ」と返す。
→勇気UP!
罪木自身にとって、狂おしいほど好きな選択が目の前に現れた。
「腐ったミカン帳」に記すとモロオカに言われたシーン…
そう、ペルソナ4、初めてのステータスアップの瞬間なのだ。
罪木「だ、誰が、落武者…ですかぁ…!」
勇敢で勇気のいるセリフに、罪木は1人の空間でする言えない。
そんな臆病な性格にさよならをするために必死に練習した。
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先生「はいはい、じゃ転入生を紹介します…さっさと来い!」
その時点で、罪木は思ったよりのクズさに驚き…
ペルソナを覚醒させたように教室に入った。
先生「自己紹介してね、どうせ親のコネとかでしょ?落武者が…」
罪木「…」
カッ、とペルソナのカットインが出た気がした。
罪木はその一言を放った。
罪木「誰が落武者ですか。」
罪木はハッキリと、そして真剣な眼差しで言葉を発した。
先生も罪木が反論してくるとは思えなかったようだ。
先生「…チッ、そういうの、いい、いいから…っ!」
先生は逃げるように去っていく。
教室内は罪木に対する尊敬と驚きの眼差しに変わっていった。
初めての視線に戸惑いと喜びが襲いながらも、心を落ち着かせる。
罪木「罪木蜜柑と言います。何卒どうかよろしくお願いします!」
彼女の言葉は怯えていない、勇敢な武士のようだった。