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【スプランキー】主人公。
【登場人物】
・サイモン:さ ・グレー :ぐ
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・オレン :お ・ダープル:だ
・ピンキー:ぴ ・タナー :た
・ウェンダ:う
⚠️口調迷子注意⚠️
【メッセージ】
今回の小説は、とある読者様からのリクエストによってできました。
リクエスト、誠にありがとうございました。
ちなみに、私はスプランキーに基本的に地雷はありません。
__チュンチュン チュンチュン__
ペラ………ペラ………
ぐ「…………ふぅ。」
さ「グレー、一人で何してるんだ?」
ぐ「うわぁ!え!?さ、サイモン…さん…!?ど、どうしたんですか…!?」
さ「サイモンでいいよ。いや、一人で何してるのかなーって思って。」
ぐ「ぼ、ぼくはただ本を読んでただけだよ…さ、サイモンくんこそどうしたの…?」
さ「俺は今日暇だからブラブラしてたんだよー。」
ぐ「へ、へぇ…あ、でもいつもの人たちはどうしたの…?」
さ「オレンはデートだしダープルは散歩行ったしもう暇で暇で…」
ぐ「た、タナーさんは…?」
さ「今日はウェンダに捕まってる。」
ぐ「なるほど…(タナーさん不憫だなぁ…)」
さ「だからグレーがいてくれて助かったよ!」
ぐ「ぅえ…!?あ、ありがとう…」
さ「それにしても、こんなところにこんないい場所あったんだなー。」
__ぐ「…………君は……」__
さ「ん?」
ぐ「……やっぱり君はすごいね…」
さ「え?急にどうしたの?」
ぐ「君の周りにはいつも人がいる。
「オレンさんもダープルさんも、他の皆も、君といたらとても楽しそうなんだ。」
「……まるで、|主人公《世界の中心》みたいだ…」
__ 「……僕なんかが近くにいていい存在じゃないんだ………」__
さ「……………」
ぐ「……あ!ご、ごめんなさい…!つい一人で話しちゃって…!」
さ「………ははっ!なーにバカなこと言ってんだよ!」
ぐ「ふぇ!?」
さ「こうやって生きてるだけで、みんな自分の中の『主人公』なんだよ!」
ぐ「で、でも…僕は内気だし…とても主人公とはいえないよ…」
さ「主人公ってのはな、世界を変えられる力を持つやつのことなんだよ。」
「グレーの世界を変えられるのは、グレーだけだろ?」
「だからグレーは、グレーの世界の『主人公』ってことなんだぞ?」
ぐ「………!」
さ「性格とか、友達の数とか、そういうことじゃないんだよ。」 ポンポン
ぐ「…………そっか。そうなんだ…!」
さ「元気出た?」
ぐ「うん。ありがとう…『《《サイモン》》』。」
さ「お!ようやく呼び捨てしてくれた!やっぱそっちの方がしっくり来るな!」
ぐ「………本当に…ありがとう……!」 ポロポロ
さ「おわっ!?ど、どうしたんだよ急に!そんなに泣くなよ〜…」
だ「おーい、サイモーン。なんだこんなところにいたのか。」
お「あ、今日はグレーも一緒なんだな!なかなか珍しいな〜。」
さ「そうなんだよ!」
ぐ「…うん。」
ぴ「今から私の家でケーキ焼くんだけど、二人も来ない?」
さ「いいのピンキー!?やったー!!あれ絶品なんだよなー!!」
ぴ「サイモンやめてよー!」
だ「グレーはどうする?一緒にくる?」
ぐ「ぼ、僕は…」
お「えー来なよー。ピンキーのおやつマジで美味しいから!」
ぴ「オレンはどーせそんなこと言って多く食べたいだけでしょー?」
お「あ、バレた?(テヘッ)」
ぐ「…………僕も…」
だ「ん?」
ぐ「…僕もついて行っていい?」
ぴ「当たり前じゃない!私一度グレーくんとお茶したかったのよねー!」
お「俺も!グレーが持ってる本結構面白そうだったから今度どんなのか教えてよ!」
だ「おー。俺グレーと何かするの何気に初めてかも。楽しみ。」
さ「よーし!じゃあ行こうぜ!グレー!」
ぐ「……!うん…!」
やっぱりサイモンはすごいなぁ…
いつでも誰かを笑顔にしてる。
きっといつもああして、僕みたいな人を、何人も救ってる。
本当に主人公みたいだ。
でも、もう怖くはない。寂しくもない。
--- _僕も『主人公』だから_ ---
--- 「行こう。みんな!」 ---
---
た「……なんだか甘い香りがする…それと…」
(すごく…優しい風が吹いてるなぁ……)
う「ねーねータナーさーん、もうお菓子ないのー?」
た「……………なぁウェンダ…」
う「そーだ!さっき作ってたパイ美味しかったからもう一個作ってよー!!」
た「…………そろそろ帰ってくれないか…」
こんにちは、「読書が好き🍵」です。
今回は前述した通り、とある読者様からリクエストをいただいて作ったものです。
サイグレってこんな感じでいいんですかね…下手っぴでごめんなさい。
そして何度も言いますが、ファンレター及びリクエスト、誠に有難うございました。
これからも、私「読書が好き🍵」を宜しくお願いします。
それでは、またどこかで会いましょう。