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4話
現在、亜鯖に床ドンされ、そこを莉乃に見られているのですが全く理解できません。
「あ、ちょっ!?いや、これはな?事故!!そう事故なんだ莉乃!!」
うん、完全に否定の仕方が犯人のそれなんだよ、亜鯖。
「とりあえずどけ、亜鯖!!」
クッションというか人を駄目にする奴だから体沈んで動きにくいんだよ。
「で、説明してね?亜鯖?」
うん、口調とかいつも通りなんだけど怖いわ。笑顔が怖いよ莉乃よ。
とりあえず修羅場になる雰囲気しかないから出よう。逃げよう。
「私はちょっと、飲み物を買ってk」
「美夏?ニガサナイヨ?」
あ、人生終了のお知らせでーす。
逃げようとしたから亜鯖にも睨まれてるし。
「で、何であんなことになってたの」
おっふ、亜鯖に思いっきり抜け駆けしてたら許さないって視線が......
「いや、事故なんだって。たまたま体制崩して」
「そうそう。亜鯖が押し倒してくるのが悪い」
「押し倒す......」
あれ。なんか、莉乃の体から殺気が......
「美夏ぅぅぅぅぅぅぅっぅう!!!!」
「へ?」
なんかしたっけな。私
「亜鯖、テメェ殺してやっからこっちこいヤァ」
あーなんか大変なことなっちゃった☆
続