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1の刃
ハイカラが町を彩る大正時代。
そんな中、人知れず人を助ける人たちがいた。
その名も鬼滅隊。
今、鬼滅隊に入ろうと試験のためまた一人、戸を開けて出て行くところであった。
<「では、お師様!言って参ります。」
「あぁ。生きて帰って来いよ。」>
<「当たり前です!散々|修行をした《しごかれた》ので大丈夫ですよ!では!」
お師様の顔が少し曇って見えた。そんな心配しなくたって私は死なないのになぁ。
お師様も21ではあるけど色々あったんだろう。そこらへんを聞くのは野暮ってものだ。私ってば優しい()
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…ー最終選別が行われる|藤襲山《ふじかさねやま》
<「わぁ。何これ綺麗。」
紫色の綺麗なお花。暗い山に映えて本当にきれい。鬼を倒しに来たなんて信じられない。
それにやっぱり人がいっぱいこの中で何人が生き残れるのかな、
<「皆さま、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。この藤襲山には鬼殺の剣士様が生け捕りにした鬼が閉じこめてあり、外に出ることは出来ません」
…?この綺麗な花が檻になっているっていうこと?鬼の生態はよく分からないなぁ。蟲柱様なら分かるかな。今度聞いてみよう。
<「しかし、ここから先には藤の花が咲いておりませんから、鬼どもがおります」
<「この中で7日間を生き抜く、それが最終選別の合格条件でごさいます。では、いってらっしゃいませ」
さぁ。|最終選別《地獄の7日間》の始まりだ。
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投稿遅れました…しかも字数が少ないですマジでリアルが多忙すぎて、寝る時間もきつくて…すみません。
そのかわり今日は番外編(キメツ学園の設定)投稿します!今後もこんなことが続くと思うのでご留意を…