公開中
あの日もあの星が輝いていた
---あの日もあの星が輝いていた---
ある所である少女はある星を見ていた
「あの星…なんでこんなに明るいんだろう…」
と呟きながら。彼女の名前は星灯来歌。前原高校の2年生。あまり勉強は得意ではない。
「星が明るい理由?そんなもん学校で習っただろ…小学校で…」
と小馬鹿にしたようにやってきたのは草松海麗。来歌と同じクラスの、いつも学年1位の優等生。
「ゔ…そんなこと言われてもなぁ」
と来歌は答えた。
「そんなこと言われてもって…お前これだと小学生以下だぞ」
海麗はそういって、来歌の頭をポンと優しく撫でた。すると来歌は海麗に強くデコピンをした。
「痛…なんだよ」
「海麗が悪いもん」
と話していた。そこへ流れ星が落ちた。
「流れ星が落ちている間に願い事を3回言いうと願いが叶うんだって」
と来歌は海麗を見て言った。
「__来歌と付き合いたい、来歌と付き合いたい、来歌と付き合いたい__」
と海麗は呟き、3回位言う事に成功した。そして、
「ごめ、俺、今日もう帰るわ」
「わかった。気をつけてね」
そんな会話をして海麗は家に帰っていった。
---
「そういえばなんてお願いしたんだろう」
と私は考えていた。
---
海麗のあの思いは一生伝わることがなかった。
海麗はあの星を見て、一粒の涙を流した。あの星はあのときも輝いていた。
一生叶わない理由、、それは、、来歌が交通事故で亡くなってしまったから、
「はぁ、もう嫌だ」
そう言って海麗はビルの屋上から飛び降りたらしい。そして天国で私と海麗は再会できて、幸せに暮らせた。