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公開中

第Ⅶ話「終戦は天気雨と共に」

Ameri.zip
この物語はフィクションです。また、実在の人物・団体とは一切関係ありません。 【前回のあらすじ】  国内に潜んでいるかもしれないスパイの捜索と、世論調査を頼まれた零とシイ。パトロール中に鳴った銃声を追いかけると、そこには軍医でありシイの恋人のフーゾが、血を流して倒れていた。
「…なぁ、本当にこれで良かったのか?」 「何故だ?私は満足しているぞ?」 「っ…だって、彼が死んだんだぞ…?!それなのに、なんで…」 「戦争には人の死が付き物だ。違うか?」 「違わない…が…」 「ふ、本当にお前は面白いな?」 「…何故笑う」 「ちゃっかり自分の分の報酬は貰っておいて、敵国の軍医を気遣うとは…とんだ偽善者だと思ってな」 「…君には、言われたくないよ」