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(二次元の)女性向けエロと男性向けエロの違いについて
筆者の性癖は男性向けにやや傾いているような気がしないでもないです。
ただし攻めは(美形)人外かイケメン美女……もしくは顔が見えない感じのが良いので、そこは女性向けの性癖と言えるのかもしれないです。
女性優位や触手責めが好きです。モン娘とか大好きです。でも男の人を椅子にしたりするまでハードなものは苦手です。
【前置き】
男性向け、女性向けって一括りにまとめてますけど、そういう傾向って話ですので細かいことは言いっこなしです。
ここでは、特筆事項がない限り「男性向けは女性が受け」、「女性向けは男性が攻め」とします。女×男は男性向けから除外します(私もそっちの方が好きだけど!!)。
筆者が女性なので、女性向けについての文字数が圧倒的に多いかと思います。
なおレズセックスやBL、ゲイは今回除外いたします。作品によってどちらに偏るかまちまちだからです。本当に。
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男性向けのエロは何かと「肉感を強調する」ことが多いかと思います。
単語1つ抜き出しても、「黒光りの〇〇」、「肉の〇〇」、「愛の〇〇」「メスのフェロモンがむんと漂う」……とか。女性に堂々と淫語を言わせているとか。
なんだろう、食らいつくような感じの語彙が目立つなーと感じます。
それと、「セックスした結果」にフォーカスを当てている感じもするかも……? 早く入れたいって思うからかもしれない。
一方、女性向けはと言うと、ともかく「シチュエーションと過程」について、ねちっこいくらい描写しているような……気がします。
例えば、「黒光りの〇〇」という男性器の描写も、女性向けになると「陰茎」とサッパリした割り切り方になる。もしくは、「それが誰のものなのか」によって変わってきたり……するような。
恋人のものだと「何度も見ているのに見慣れないそれ」とか、「〇〇の独占欲を秘めた熱」とか。逆に知りえない人からのだと「おぞましい欲を孕むもの」とか……心理描写やシチュエーションの描写がメインになるかなって。
あと、男性向けはあくまで「三人称的な視点、肉感を強調する割と客観的な描写」なのに対して、女性向けは「心理描写を奥深くまで踏み込む、語り手が三人称でも一人称に近しい視点」……なのかなって思ってみたり。
多分あれですかね、「攻めに自分を重ねるか、受けに自分を重ねるか」っていうのも違うかもしれない。
受けに自己投影させるのを想定している場合は、心理描写とかナレーションとかも受け手にフォーカスさせるとか……。(快感がどう弾けるか、どう思っているか、など)
攻めに自己投影させる場合は、受けの身体がどう欲情をそそるのか……ってのがあるのかも。