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あの青い三角形と晴れた夏は、難しいものだった。
青と夏!
❤️(大森)…高2 ??が好き
💙(若井)…高1 ??が好き
💛(藤澤)…高3 ??が好き
もとぱ、りょつぱ、もりょきです〜っ
夏なのに、冷たい風が吹く。
その冷たい風にのって、黄色の向日葵が揺れ、
その風にのって風鈴がなる。
その夏は楽しくて辛いものだった――――。
俺は大森元貴☆
この学校生活、恋愛なんて関係ないって
思ってたのにな、、
そう思ってたのに、
今年入ってきた1年に
俺は一目惚れしてしまった。
❤️「ふあぁ…」
❤️「ねっむ、、」
今日も一年のフロアに降りる。
それもあの男にあうため。
❤️「わーかいっ」
💙「え、!?」
❤️「おはよっ」
こいつの名前は若井滉斗っていうらしい
名前までかっこいい。
💙「えーっとたしか、、」
💙「大森先輩…でしたっけ?」
まだこの高校に入学してきて3ヶ月。
俺が一度、名前を教えただけで呼んでくれた。
ほんとに嬉しすぎて飛び跳ねたい。
❤️「そう!」
💙「どうしましたかっ、?」
❤️「いーやっ?」
❤️「会いに来ただけだよ〜っ」
💙「誰にですか?笑」
❤️「えぇ〜っ」
❤️「それは言わない!」
💙「言ってくださいよ!!笑」
❤️「どうしてもっ??」
💙「まぁ笑。」
❤️「えーっとねぇ〜っ」
〜♪
❤️「うわ、予鈴なった、、最悪」
💙「今日も頑張ってくださいっ、先輩っ」
❤️「ありがとっ、頑張ってくる笑」
---
❤️「はぁ、、やっと終わった…」
❤️「会いに行こーっとっ」
❤️「若井いるー?」
💙「あ!大森先輩っ」
❤️「居た居た」
💙「次はどうしたんですか?」
❤️「ん?会いに来ただけ笑」
💙「だから誰にですか笑」
❤️「えーっと」
❤️「それはわか…」
💛「あ、」
❤️「あっ…先輩!お疲れ様ですっ」
💙「あ!!藤澤せんぱーいっ!」
💛「おぉ!!若井じゃん!!」
💙「なんでここにっ!?」
💛「1年の先生にプリント届けなきゃいけなくてさっ!」
💙「そうなんですねっ!」
若井の目の前にいるのは、藤澤涼架。
俺の先輩。
いつもこの人に若井を取られる。
でも、先輩は男なのに、すげー綺麗な人。
この人にも、一度目を向けたことがあったけど
今は若井一筋!!若井一択!若井最高!!
❤️「ねーぇ若井〜っ」
💙「あ、ちょっと待ってくださいね、大森先輩」
❤️「…うん。」
最近このことで悩みすぎてる。
何回話しかけても、若井は俺の気持ちに気づいてくれない。
---
若井目線
俺は若井滉斗☆
最近、2年の大森先輩が絡んでくるようになった
まぁ、もちろん先輩との関係を築くのも大切だしと思って仲良くしてる。
大森先輩はいつも話しかけてくれるし、
かっこいい。
でも俺は、大森先輩より、
3年の先輩、藤澤先輩に恋をしている。
💙「はあぁ……授業つまんな、、」
💙(暇だし、藤澤先輩のことでも考えるか、、)
もし藤澤先輩と付き合えたらなぁ、、。
最近心のなかにそのことしか浮かんでこない。
〜♪
先生「これで授業おわりまーす」
💙「つかれたぁ、、」
💙「…藤澤先輩に会いに行こーっと」
俺は登ったことない、3年生のフロアにつながる階段を、ゆっくりと登る。
💙「あっ、あの、、藤澤先輩っ…いますか?」
💛「あ!若井じゃん!!」
💙「おはようございますっ、、」
💛「おはよーっ」
💙「……っ」
💛「何?恥ずかしがってるの?笑」
💙「きょ、今日もかっこいいです、、先輩っ」
💛「ええぇ笑」
💛「ありがとー!!」
💙(あ、撫でられた、、っ)
この人は、いつも褒めると頭を撫でてくれる。
そういうところが好き。大好き。
何回会いに行っても、先輩は俺の気持ちに気づいてくれない。
その頃...
❤️「若井ー??どこー?」
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藤澤目線
僕は藤澤涼架☆
この、今年始まった夏、
僕は恋をすることにした。
って言っても恋愛未経験だけどねっ☆
今年恋愛を始めるって言っても、
去年からずっと好きだった人はいた。
それは僕の後輩、大森元貴!!
今年の夏はその想いを告げると決めた。
💛「はぁぁ、、」
友達「でっかいため息だね笑」
💛「ねぇ!!どうやったら元貴に言えると思う!?」
友達「それ去年から言ってない?」
💛「言ってるけどさぁ、、」
💛「結局伝えられてなくて笑」
友達「あーね笑」
友達「まぁ、頑張って!」
💙「藤澤先輩いますかー?」
💛「あっ、はーいっ」
💛「どしたのー?」
最近絡んでくるようになった1年の友達、
若井滉斗。
僕が若井の頭を撫でるとすげー喜んでくれる男
もしかして惚れられてるのかなっ?
まぁでも僕は元貴だけだからね〜っ☆
💙「今日も、かっこいいですね…、」
💛「ありがとーっ」
💙「えへへっ…」
💛(喜んだ、、笑)
若井が喜んだ時の顔はすごく可愛い。
だけど元貴には勝てない。
何回も元貴のことを考えるのに、
全然気づいてくれなくて最近困ってる。
---
こんなバラバラの3人だけど、
思ってることは共通していた。
「なんで想いが伝わらないんだろう。」
これが『青い夏の大三角形。』
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大森目線
❤️「若井〜っ」
💙「わ!?大森先輩っ」
❤️「びっくりした?笑」
💙「そりゃびっくりしますよ笑」
やっぱりかっこいいし可愛い。
気持ちは変わらないまま。
❤️「ねぇ、若井ってさ好きな人とかいんの?」
💙「えっ、!?」
❤️「さすがにいないかぁ笑」
💙「…ま、まぁ居ますよ、、っ」
❤️「え!?いんの!?」
どうやら好きな人がいるらしい。
俺だったらいいなぁ。
❤️「え…誰?笑」
💙「い、言うわけないじゃないですか、、!」
💛「あ、元貴と若井〜」
💙「あっ!藤澤先輩!!」
❤️「あ、、涼架…先輩っ」
💛「元貴〜っやっほっ!!」
💙「藤澤先輩、今日もかっこいいですね……」
❤️「若井のほうがかっこいいよ!!」
💛「いやいや、僕はかっこよくないって笑」
💛「それだったら元貴のほうがかっこよくない??笑」
そんな言い合いの連続で、俺たちは
いつの間にか3人で行動するようになっていた。
💛「今日こそ元貴と帰りたいっ」
❤️「今日も若井と一緒に帰りたいなぁ〜」
💙「今日は藤澤先輩と帰ろーっと」
❤️「あ、」
💙「あ、、」
💛「え??笑」
偶然、3人揃った。
俺は若井に会うために、一階に降りようとしてた
若井と涼架先輩はどこに向かってたか分からないけど、、
❤️「偶然…笑」
💙「偶然すぎますね、、笑」
💛「あははっ笑、偶然すぎ!!」
💛「まぁ、今日は元貴と帰りたかったけど、」
💛「偶然会っちゃったし、3人で帰るかぁ〜っ☆」
❤️「え、、?」
💙「えぇ」
💙「ま、まぁ……藤澤先輩が言うならっ、、」
❤️「ええ??若井が言うなら、、まぁ笑」
💛「さんせーい!」
💛「はい、早く帰ろっ!」
💛「ちょっと気になったんだけどさ!」
💛「元貴って若井のこと好きだったりとか、笑」
❤️「えっ、、?」
❤️「そ、そんなことないですよ先輩…」
💛「若井は元貴のこと好きだったたりする?」
💙「好きかもしれないです、、っ」
❤️「えっ!?」
💙「嘘ですよ嘘」
❤️「そっかぁ、」
💛「あははっ笑」
気づけばもう家の前だった。
空は茜色の夕焼け。
俺は若井に向けて言う。
「またねっ!」
❤️「若井と帰りたかったなぁ、、」
❤️「あの嘘、傷つくなぁ、笑」
「好きかもしれないですっ」
❤️「はぁ、、」
---
--- 翌日 ---
今年の夏、恋をはじめた。
❤️「今日こそ若井に言ってみようかな」
💙「今日、藤澤先輩に…っ」
💛「よし!今日は絶対に元貴に言う、、!!」
俺は1年のフロアに向かっていた。
なのに、、
❤️「あ…」
💙「あ、」
💛「ええ!?」
💛「また偶然だね!笑」
❤️「……ねぇ若井!!」
💙「あ、はいっ、どうしました?大森先輩」
❤️「俺、お前のこと好きなの、!!」
💙「ぇ、??」
💛「えぇ〜!?」
❤️「お前の好きな人誰…?」
💙「えっ…あ、、」
💙「藤澤先輩っ…です」
❤️「え、」
💛「えぇ!?僕!?」
💙「ふ、藤澤先輩は…?好きな人いないんですか、、?」
💛「僕は、、元貴が好きなんだよね、笑」
❤️「はっ!?俺ですか!?」
💙「ええ、、!?」
💛「ちょ、ちょ、一旦落ち着こっ?笑」
💛「今日、僕の家で話し合お??」
💛「うん、それが一番いいしねっ!、」
--- 藤澤家 ---
💛「で、整理すると、」
❤️「、、、」
💙「、、」
💛「元貴が若井のことが好きで、、」
💛「若井は僕のことが好き…」
💛「で、僕は元貴が好き、ってことであってる、、?」
❤️「合ってます、」
💙「藤澤先輩の言う通りです、、」
💛「え、誰の恋も叶わないってこと!?」
❤️「まぁそういうことになるのかな、」
💙「そうですね、」
💛「え、どうする??笑」
❤️「俺、本気で若井のことっ…!」
❤️「まじで好きなの…!!」
💙「…笑」
💛「若井笑った!?」
💙「大森先輩って可愛いですね、笑」
💙「まぁ、藤澤先輩には勝てないですけど、、」
❤️「っ、、」
❤️「…若井も可愛いよ、、」
💛「え、僕は!?」
💙「そ、そりゃ!!藤澤先輩は一番可愛いですよっ…!!」
💛「ありがとーっ笑」
💛「元貴はー??」
❤️「えっ、、」
❤️「涼架先輩は…すごく、かわいいですよ、?」
❤️「だけど若井には勝てないですね」
💛「えぇ〜僕は元貴が一番可愛いと思うけどなぁ〜」
💛「でも!若井も可愛い!!」
💛「僕が撫でると喜んでくれるの!」
💙「、、/」
💙「え、じゃあ聞きますけど、、」
💙「…2番目に好きな人って誰ですか、」
❤️「え、」
💛「えぇ!?」
❤️「…涼架先輩っ」
💛「元貴…!?」
💛「え、僕は、、」
💛「若井、、!」
💙「えっ、」
💙「なんですかこの両想いなのに両想いじゃないみたいな、、」
❤️「なんかつらいな、、」
💛「うーん、、」
💛「じゃあこうしよう!!」
❤️💙「、??」
--- 「僕たち、3人で付き合おうよ。」 ---
---
❤️「若井ー、ここのフレーズできた??」
💙「んー?できたよーっ」
💛「元貴ー!!ここのとこむずいんだけど!?」
❤️「りょうちゃんならできるよ〜頑張れ笑」
💙「りょうちゃん〜お昼食べよ〜」
💛「いいよ〜!!」
💛「元貴も呼んでいい??」
💙「もちろんっ」
💛「ありがと」
|りょうちゃん《涼架先輩》に言われ、
俺たちは3人で付き合った。
その後、3人でバンドを組み、毎日楽しく過ごせている。
今、あの時の『青い夏の大三角形』は
お互い「好き」で溢れている。
今年も夏がやってきた。
まだまだこの三角形が続いていくといいな。
最初から3人でバンド組むってなってたら
こんな感じだったのかしら、、