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三頁 トアル事故。
ファンレターありがとうございます。
もどかしいのは許してください。私がこういうの好きなんです。
「唯音」
帰ってきたら、いきなり千歳様がそう言ってきてびっくりした。いつもより凍え上がるほどの声。
「は、はい」
「お前。今日、男といたな」
びっくりした。でも、今日男性と関わった記憶がない。ということは、弥生とのこと?見られていたらしい。
「いえ、あの子は弥生と言って女の子で——」
「見苦しい言い訳だ」
「!」
「僕という婚約者がいながら他の男にうつつを抜かすなんて柊木の名に傷がつく。二度とやるんじゃない」
冷たい眼差しと凍えて震え上がるような声に私は反論できなかった。
「……はい」
そう言って、私は自室に戻った。
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僕、千歳ははあ…とため息をついた。唯音といたの、男じゃないの?女なの?疑いの念が胸をざわざわと駆け回る。
もし仮に男だったら。
僕にあんな笑顔、“もう”見せてくれないのかな……寂しい。
僕は、またため息をついた。
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私は台に登って棚の上の叩き掃除をしていた。千歳様は学校でいない。ついさっき家を出たばかりだ。にしても、埃っぽい。掃除ちゃんとしなきゃな…**ぐらっ。**
「すまない唯音、忘れ物——」
私が台から落ちたのと、千歳様が勝手口を開けてきたのが同時だった。どちゃ。
「…いてて、申し訳ありません、千歳様———」
背中に違和感。後ろをそっと見てみる。
**千歳様の腕があった**。
「………?!?!」
私たちは「事故で抱き合う」みたいなことをしてしまった。
顔が赤くなった。