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8-じこしょーーかい(のついでに初任務
「え、そうだっけ」
「そうだよっ」
みんなのことどう呼べばいいか分かんないじゃん?
「あー...。んじゃ、名前、年齢...は任意で、能力 を一人ずつな。」
「俺は光彩フキ。能力は睨んだものに通電させる。」
え、なんか凄い。年齢気になるなぁ...。
「自分は薙島藍雫。髪の毛が蛇になるよ」
「私は村岡佐奈。16歳よ。能力はね、物事をコピー&ペーストできる、ってところかしら?ふふっ♪夕蘭さん、よろしくね」
なんか...。佐奈さん、怒らせたら怖そう...。
「あ、次あっし?あっしは兎蕊 涙。21。能力は天秤。ワルモノならまあダメージがいくし、ナカマなら回復とかっていう便利な能力なんですよぉ゙。夕蘭ちゃん、よろしくねぇ゙」
わぁ、凄い。裏切りとかも判別できるね!!
ちょっと怖いけど...。
「私の名前は流星 柚巴!感情を操れちゃうよ。よろしくね~」
「僕の名前は流星 治登。よろしく。...あ、能力、理性を操る。」
双子,,,かな?性格真逆だけど...。
「hello.僕の名前は凛久。能力は肉体強化。よろしくね。」
ふむふむ。THE・部屋着だね...。
「うちは水霧よるだよ!闇を操ったりできるよ~。よるちゃんって呼んで〜」
つかみどころの無い人だな。ちょっと怖いかも。
「あぇ?あー…僕は冷…。能力…ice world……。」
「やあやあ。天神狂でぇーす。能力も年齢もナシー。」
無し!?
「出た、ミステリアスお化け。」
「え、藍雫さん、それどういうこと?」
「家族構成も年齢も性別も能力も言わない。一時期ミステリアスなんて言われて女子に騒がれてたけど、結構ウザい。」
「えぇー。酷いなぁ、藍雫くんー」
「事実だから」
わぁ、結構仲がよさそうに見える。
「薙島さん、天神さん、つぎいくよ、うちは墓地千月。16歳。能力はなんとかなる、よ。よろしく、夕蘭さん。」
「...なんとか、なる?」
「なんとかなるっていうのは、うちの能力。不幸を回避できる。みんなが名付けてくれた。」
「じゃ、最後あたしー!!あたしは星七 恋雪!ここで薬剤師...えっとクスリの調合したりー、毒作ったりしてるよー!!よろしくねっ、夕蘭!」
せな、こゆきさん。かわいい名前...。
へぇ...。ふふ、なんか面白くなりそ――
**プルル**
**プルル、プルル、プルルッ**
え、何...ッ?
そのとき、ちっとフキが舌を打った。
「えっ、...っ何?」
「指令だよ、ばか」
指令...?
いま、このタイミングで?
__| 《「なんかフキさん、夕蘭さんにだけ優しいですよね。よもや、恋なのでは?」》__
__| 《「キャー!!何それ、フキ、めっかわ!!!」》__
本当に、'いつも'、タイミング悪い...。