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先生、好きです。
Happy Endバージョンです。
楽しんでくださいね〜!
先生、私、好きなんです。
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私は杏奈。高校3年生。
教師の|零《れい》さんに、恋をしてしまった。
教師と生徒。
越えられない壁。
絶対に無理だって分かってるけど、この気持ちだけどんどん成長してしまう。
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春、始業式。
「今日からこのクラスの担任になる、田辺零です――」
爽やかな挨拶、綺麗な笑顔。
私は心を奪われてしまった。
私は18歳、先生は24歳。
年の差はそんなにない…と思う。
けどまぁ、無理だよね。
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夏、夏休み。
お祭りに行ったら先生が居て、Tシャツというとてもとても珍しい姿を崇めることができた。
(もちろん写真撮ったよ)
そのときは、生徒の見回りに来ていたんだって。
私は話しかけられなかったけどね……
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秋。修学旅行。
楽しい思い出、ときめく気持ち。
綺麗な紅葉を見て、気分も高揚、なんちゃって。
でも気持ちは本当だよ。
私は卒業までに、思いを伝えると決めていた。
決行日はもうすぐ。
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冬。
冬休みを楽しく過ごし、ついに卒業間近。
ついに卒業の日が来た。
卒業式が無事に終わり、先生の元へ急ぐ。
どこですか、先生――っ
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「い、居た‼」
「⁉⁉え?ん?杏奈さん⁉」
「どうしたんですか⁉」
先生は、教室に残っていた。
「先生、あの…」
「ゆっくりでいいですよ、ちゃんと聞きますから。」
っ……
「好き、なんです。」
「先生のこと、好きなんです。」
「ありがとうございます。杏奈さん。」
「こんな僕で良ければ……一緒に居たいです。//」
自分で行ったくせに照れちゃうなんて。
どこまで可愛くてかっこいい人なのかな。
でも嬉しいよ、《《零さん》》。
「よろしく、お願いします!」
勢いあまって抱きついてしまったけど、いいよね?
零さんの照れ顔が見れたし、ね?
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こうして私達は、彼氏彼女の関係になれたのだった。
今でも夢みたいだけど、本当だって教えてくれる人が居るから。
これからもよろしくね、零さん。
リア友へ
バッドエンドとどっちが好き?