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貴方は私にとっての天使だ。
「ゲホ、っごほッ、」
僕は、鈴宮晴翔(すずのみやはると)。
小さい頃からずっと1人きりの病室。
病院ならではの鼻にツンとする消毒の匂い。
そのようなものも、ごく普通に、当たり前の事となっていた。
親もほとんど、嫌、みた事がない。
看護師さんの噂話に聞き耳を立てたところ、僕は捨てられたらしい。
僕みたいな男の子じゃなくて、女の子を望んでいたようだ。
そんな現実を知りたくもなかった。
苦しい
辛い
死にたい
僕の顔を見るたびに親はどんな顔をしているのだろうか。
お母さんはどんな人だったのか、
とか。
でも考えるだけで、喉元にぐるぐるした、黒い渦巻きのような自分の出してはいけない部分が出てきてしまいそうで、
考えるたび、辛くて。
早く死にたいって、ずっと思ってた。
病院で死んだら迷惑はあまりかからないのでは??
と思い、確実に死ねる計画を、病院にある、コンビニや、売店に売ってる雑誌とか、こっそり病院を抜け出して近くの本屋に行ったりして計画を順調に練った。
そして、よくあるアニメのテンプレのような、悪魔の召喚を使ったら自殺方法を見つけた。
それを見つけた当時は嘘だろう、思っていたが、ネカフェとか使ってみたら本当のようだ。
悪魔の召喚術の内容は
なんでも願いを叶える代わりにそれ相応の対価を渡す。
というものだ。
何処にでもありそうな話だと思う。
でも、それ以外に死ねる方法は、僕の頭では考えられなかった。
薬で楽に死ぬのは、病院だから助かる可能性だってあるし、ナイフやカッターで切るのはすぐ死ねないし、飛び降りは、屋上が絶対入れない状態で無理だし、遠くに行って海とかで溺死も、体力ないから海が
ある場所まで行けないし、トイレとかの水道での溺死もいいなぁって思ったけど、監視カメラが何処にでもついてるし、
それ以外は考えられなかった、
「というより、悪魔の召喚術を試してみたかったっていうのもあるけど。」
でも、
「今日、やっと。」
今日やっと死ねるのだと思うと、何にでもできる気がする。
_______
早速、召喚する。
魔法陣?は書けないため、自分の血を紙の上に一滴。
そして、hope。と唱えるだけ。
本当にこんな物で出てくるのか、心配だ。
その時
「心配だと思ったでしよぉー!」
何処かから声が聞こえる。
「誰?」
すると目の前で姿を現し、
「悪魔だよーんー!!願いは何かな?答えてみなさい!」
そう告げる。
僕はずっと言う、と頭の中で思っていた事を話した。
「死にたいです。」
すると悪魔は笑って
「だー!!お前wwwwやば笑笑どんな、ww」
バカにされているのだろうか。
「馬鹿にしてないよwww」
むかついていると、悪魔が、
「死にたいって言うやつ初めてみたよ笑、じゃあ、差し出すものは?」
「僕の魂で、」
「それは無理かな。君の魂は俺が回収する事、決まってるし、他の命を差し出さないと笑」
「!?」
「君の母親とかね、?笑笑」