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金のバラと赤い瞳①
情緒不安定すぎるメンヘラ男子になってしまった
ある日のこと
曲の収録終わりのkanariaはベットで泥のように眠っていた。
突如カラスがビルの上を大量に駆けた。
その2,3秒後
**ゴゴゴゴゴ、、、、**
地が鳴る音がした
「ッ、地震、、?」
そう寝ぼけなまこのKanariaが思ったのと同時に大きく家が揺れた。
「え、・・・・っ#名前#、#名前#、、、ッ」
Kanariaは
カラカラと転がる食器を拾おうとも
頭を守ろうともせず、ただひたすらに布団をギュッとつかんでいた。
「っ、、、#名前#、、来て、くれない」
裏切られたような気がしたKanariaはスマホを触り、どこかへ電話をした。
[kanariaくん!?大丈夫!?]
「#名前#!!!どこいるの!?僕のとこ、、来てよ、」
二人の一連のやり取りはどこか|終わり《破局》の予感がして。
彼女が疲れていそうで。
Kanariaも、彼女も
どちらも可哀そうだ。
ハァハァと荒い息をつきながら吐き捨てた彼はスマホを放り投げ、
着替えもせずに家の外へ出てどこかへ走り出した。
「一人はやだ、一人は、一人ぼっちは、怖い、、、っ」
#名前#がいるところを探すKanariaは
泥まみれで
どこか美しく
それはそれは孤独で
#名前#という身動きのできない鳥籠に閉じ込められた|カナリア《k₳na▨ia》のようだった....
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次回、夢主視点からです
というか全く一話完結じゃないな、、w