公開中
壱話
こんにちは!只今川沿いで迷子中です
#名前#「ん?何だろう… あれ」
川に何かがぷかぷかと浮かんでいる
土手を降りて川沿いに向かうと
#名前#「んん?ひ…と。人だな!」
入水中と思われる人が居た
只浮かんでるだけかもしれないけれど…
#名前#「入水中か。私も入ろっかなあ」
足を踏み入れると、ちゃぽんと水面に波紋が広がった
#名前#が、入水している人と同じ様な体勢になり、その人の顔を覗き込むと
その人は相当驚いた様子で、目を見開いていた。
其の拍子に、息を吸ってしまったようだ
ごぼり、と泡が水面に登って行く
#名前#は慌てて、其の溺れかけの人を抱き抱え、急いで岸に向かった
---
太宰治「…と云う事があってね。」
太宰治「社長に相談した後、探偵社員にする事が決まってね。」
太宰治「其れで連れて来たのだよ!」
太宰治「見た処、本人が気付いているか判らないけど異能を持っているみたいだし
ね」
太宰治「さあ、入っておいで!」
がちゃりと音がして入って来たのは、17才くらいの少女だった
#名前#「今日は、今日から社員になります。#名字##名前#です。」
宜しくお願いします、と行儀よくお辞儀をした
社員「宜しくね」