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夢 も 希 望 も 知 ら ぬ ま ま 。
__∼ pr side ∼__
「 at は 今 、 夢 あるか ? 」
俺 が そう 問えば 、
at は 一瞬 目 を 伏せた あと 、
こう 言 っ た 。
at 「 夢 、 ですか …… 。
… わからない です 。 」
「 目指してる もん とか ないん ? 」
at 「 …… わからない 、。 」
「 …… そ 。 」
今 の 彼 は 、
まるで 昔 の 俺 の ようだ 。
それにしても ___ 、
「 随分 と やつれた 顔 してんな ぁ 。 」
at 「 …… へ ? 」
少し 裏 返 っ た 声 を 上げる 。
そりゃそ ー よな 。
急 に
「 やつれた顔してる 」
なんて 言われ たら
誰 でも 驚く よな 。
「 前 会 っ た 時 は 今 より
ず っ と 楽しそう や っ た し 、
何より 、 希望 に 溢れた 目 しと っ た の にな 。 」
kty 「 ん ?
ちょ 、 話 に ついてけない ん だけど …… 」
あきらか に 困惑 した 様子 の kty 。
説明 すんのも 面倒 やな 、
なんて 思い ながらも
これも 重要 な 事 なので 、
一応 話して やる 。
「 …… 俺 、 昔 at に 会 っ た コト あんねん 。 」
kty 「 えぇ !? 」
at 「 …… 。 」
「 たしか 5 ~ 6 年 くらい 前 の 話 だ っ た けか 。
教会 で 集団演技 を した 時 の 、
覚え とら ん か ? 」
at に 話 を 振ると 、
彼 は また 、 軽く 目 を 伏せる 。
……… 流石 に 覚えてる わけ ないか 。
と 思 っ ていた 時 の こと だ っ た 。
at 「 …… ぁ 、 覚えて …… います 。
という より 今 思い出しました 。 」
不意に ハ ッ 、 と 目を 見開いて
そう 言 っ たのだ 。
どうやら 、
古い 記憶 を 呼び 起こして いた らしい 。
なんて 俺 が 考えている 間 にも 、
at は 言葉 を 続ける 。
at 「 たしか 、 俺 が フラ ッ グダンス 。
pr さん は バトントワリング 、 でした よね 。 」
「 おん 、 せやで 。
……… フラ ッ グ は 今 も 続けて ん のか ? 」
at 「 もちろん 。 」
「 …… ふ ー ん 。 」
今 、
き っ と 俺 は 何とも 言えない 顔 を している こと だろう 。
at が 今 でも フラ ッ グ を 続けている こと を 知り 、
嬉しく も あり 、
それでいて 悲しく も あ っ た から だ 。
at 「 ところで 、 貴方 は たしか 、
色魔 さん と よく 一緒 に いる …… 、 」
突然 、 at が kty に 話 を 切り 出した 。
kty 「 mzち の 事 ?
mzち は キミ と 仲良く なりたい ん だ っ て !!
仲良く したげて ネ !! 」
彼 は 一瞬 きょとん と 首 を 傾げた ものの 、
すぐに 正気 を 取り戻して
バチン 、 と ウインク を キメて にこやか に 言 っ た 。
at 「 ……… 。 」
ノ ー コメント だ っ た けど 。
kty 「 あ !! 僕 ktyお !!
ブロンズ だよぉ !!!! 」
at 「 は 、 ブロンズ ?
いつから 信仰 を ? 」
at が 驚き 聞く と 、
kty は 苦笑 を 溢しながら に 言う 。
kty 「 僕 自身 は 信仰 してない ん だよね ぇ 。
ただ 親が 、 ね 。 」
空気 が 重くなる のを 感じる 。
at は kty を 冷たい 瞳で 見据えている 。
しかし 、
それに 気づいていない のか 、
はたまた 気づかない フリ を しているのか 、
kty は 喋る こと を 止めなか っ た 。
kty 「 それに ね 、 僕 は もう 信仰 は やめてる ん だ 。
言うなれば 、 仮ブロンズ っ て かんじ かな ! 」
at 「 ……… 。 」
--- ______ 大罪人 、 ですね 。 ---
冷たく 言い放 っ た at に
彼 は 少し 寂しげ な 笑み を 浮かべていた 。
kty 「 それは 、 僕 の 事 、 ? __(( 笑__ 」
at 「 アンタ 以外 に 誰 が いる 。
……… 何故 神 を 否定 する ん だ ? 」
kty 「 えぇ 、 そんなの 一つ しか 理由 ないじゃん !! 」
kty 「 幸 せ に な る た め 。
だよ !!
僕 の 人生 、 今 凄い 幸せ なの !! 」
at 「 …… そう 。 」
「 どや ?
信仰 を 辞めて 幸せ に な っ た kty の 話 聞いて 、
何か 思う こと は あるか ? 」
at 「 …… いえ 、 別に 何も 。 」
「 …… 」
此 奴 を 幸 せ に す る に は 、
少 し 時 間 を 掛 け る 必 要 が あ り そ う や 。
これ を 待 っ てた ん でしょ 。