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〖田中 虹富〗

容姿:https://d.kuku.lu/8v6s3j67b (海ひつじ屋メーカー 様より)
まるで世界が二人だけのものになったみたいだった。 喚く君の声すらも愛しくて、もっと鳴かせたいと思った。 このまま二人だけで死ねればいいのに。 だから、僕は猫みたいに鳴き始めた君の名前を呼んだ。 「…■」 僕の下で嗚咽を溢す君が、愛しくなって頬を撫でた。 僕と同じ真っ黒な瞳に、恍惚とした顔の僕が映るのがたまらなく幸せだった。