公開中
第1話 家で寝ていただけなのに
スライム
???(水の流れる音がする…でも家には私以外居ないはず…まさか泥棒!?いや、音が近い?)
???「ん?空?え?」
(なんかオープニングもどきー)
???「目が覚めたら川辺にいたぜぃ☆じゃねぇだろぉ!」
???「え私ベットで寝てたよな?どこだよここ。まず一番の問題は服と髪が変わってるとこ。なんだよ水色ロングって何でパジャマからこんな可愛い服装?何でカチューシャつけてんの?何で可愛くなってんの?」
???「…まぁ可愛いからいっか。てかどこ行こ。ん?神社だァァァァァ!!!」
???「神社着いたぜぃ。何ここ何で来る途中スライムみたいなやつ居んの?」
【回想】
スライム「こんにちは」
???「ううおわぁぁぁぁぁ!?」
スライム「うるせぇ。死ね。」
???「おー前が死ねっ!ゲシ」
【今】
???「何なんだよここ…てか神社誰も居ないんだけど。まぁ今正月じゃないしそりゃそうか。」
霊夢「正月じゃなかったら神社に巫女が居てはいけないと言うルールは無いわよ?」(多分)
???「うおわ出たぁぁぁ!」
霊夢「人を幽霊みたいに言うんじゃないわよ!」
???「す、すいません。貴方は誰?」
霊夢「人に名前を聞く時はまずは自分からって習わなかった?」
???「そっか。私の名前は高峰心美(たかみね ここみ)。」
霊夢「私の名前は博麗霊夢。この神社、博麗神社の巫女よ。」
心美「肩寒くないの?」
霊夢「失礼ね!そうゆう所は気にしないの。」
心美「まぁいいや。ところで霊夢。ちょっと聞きたいことあるんだけど…」
霊夢「?」
【少女説明中…】
霊夢「夜家で寝ていたのに朝起きたらあそこの川辺に居たと。」
心美「そう。なんか知らない?」
霊夢「そんな事例は聞いたことない…まさか」
心美「何?なんか心当たりあるの?」
霊夢「紫ー!」
紫「はーい?」
心美「うおびっくりした!」
霊夢「この子を連れてきたのはアンタ?」
紫「バレちゃったかー。」
心美「え?え?」
霊夢「どうゆうつもり?」
紫「この子はね、外の世界でみんなに忘れ去られちゃったのよ。」
心美「え。(꒪д꒪II」
紫「心当たり、あるんじゃない?」
心美「…まぁあるといえばあるかも…」
霊夢「え?」
心美「私は子供の時に交通事故で両親を失くしたの。それからはおばあちゃんが育ててくれた。だけど…高校生になってそのおばあちゃんもまた…」
霊夢「…友達は?」
心美「小、中の友達は居たけれど、高校はおばあちゃんのショックでずっと休んでて…気づいたら夏休みに入っていたから…」
心美(私、゛あいつ゛にも忘れられたんだ…)
霊夢「なるほど…」
紫「そのまま外の世界に居ても可哀想なだけだからこっちに連れてきたのよ。」
霊夢「ふーん。まぁいいわ。もう大丈夫。」
紫「それではー」
心美「私、どうしよう…」
霊夢「来なさい。」
心美「え?」
霊夢「この゛幻想郷゛を案内してあげる。」