公開中
プロローグ/第1話:願い
どうも、どうも~小説家見習い八咫神このはです!
本日より、週1(願望)で投稿することになった私自身の小説。
ゆっくり、ゆっくりストーリーを進めていく予定なので…楽しんで読んでください!
また、感想やリクエストなどの物も受け付けていますのでぜひぜひ送ってください…BLは書いたことないので少し時間かかっちゃいますけど…頑張って書きます!
プロローグ
その日、魔族の国も獣人族の国も人の国も…世界のすべてに黒と白の入り交じった不思議な羽が舞ったのだ。
ある者は、笑い。
ある者は、恐怖した。
ただ、多くの者は…その本当の意味に気づくことはできなかった。
第1話:願い
目が覚めると、そこは知らない空間だった。
白と黒の入り混じったその空間は、不思議と懐かしい感じがした。
かつて昔…そこにいたかのような…そんな感覚だ。
歩きながら、何故懐かしい感じがするのか考えていると…一つの家にたどり着いた。
その家は、私のような非力な人間が少し小突いただけでも崩れそうなアンバランスな家で…何故、普通に建っているのか…と疑問に思うほどだ。
歩いてきた道に誰かいたような気がしない。
だから、ここも捨てられた家なのだろうか?
そんな疑問を抱くと同時に、目の前の家が自然と扉を開けた。
まるで、私をそこに招いているような感じだった。
罠かもしれない。そんな考えも、脳に浮かんだが…何故か身体が勝手に扉の中に入っていった。
まるで、ここは安全であると知っているかのように自然に…。
「いつまで寝てるんだこのゴミが!!!!」
食事を抜いてやせ細った身体に主人である大男の拳がめり込んでくる。
殴られたところから全身へ痛みが伝わり何かが戻ってくる感じがした。
「もうし…わけ、ございません…。」
「謝ればいいと思っているのか!!!てめえのせいで!俺は、不憫な思いをしてんだ!」
それから、お腹や腕を数発殴られ…午前中のストレス発散は終わった。
しかし、少しの休みもなく私への指名が入り直ぐに仕事へと向かった。
午前の仕事が終わり、午後の仕事の準備のため廊下を歩いていたら、目の前に上司が立っていた。
「***、顔色が悪いぞ?今日は休め。」
上司は、短くそういうとどこかへと去っていった。
上司の命令は、優先度は低いが…自分でも、このままだと午後はどこかの場面で疲れで眠ってしまうだろうと思っていたため今日は休むことにした。
部屋に入ると、ベッドに飲み込まれるように眠りについた。
短めっ!