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孤立した私#3
短編リレーの応募作品です〜
是非他の方の作品も覗いてみてくださいね!
さらに五分後。
ゴラは立ち去った。
ワ「…リンカ、大丈夫…?」
リ「あはは…やっちゃったよ〜
全然大丈夫だよ…!」
ワトはリンカについた傷を見つける。
血が滲み出ていてとても痛そうだ。
ミ「保健室いこ?」
リ「…コクリ」
3人で保健室に向かう。
3人とも無言だった。
処置を終えて3人とも出てくる。
ミ「今日は帰ろう」
ワ「…分かった」
リ「うん」
3人は家へと帰っていく。
翌日。
今日は体育の授業がある。
ゴ「wwwあいつまたビリだw」
仲間1「本当ですねwww」
仲間2「ダッサwww」
先「おいゴラたちー静かにしろー」
ゴ「はーい。さーせん」
ワ「…」
ワトはまたしても100m走がビリであった。
涙が出そうになるのを必死で堪えるワト。
リ、ミ「…」
リンカもミカもそっぽを向いて無視する。
ワ(泣いたらさらに笑われる。ここではミカもリンカも先生も助けてくれない。仕方ない、だって助けたら助けた方まで執拗にターゲットにされるから…だから我慢しないと…)
強く唇を噛んで、何も考えないようにしてワトはただただ走る。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る。
これで今日の体育は終わりだ。
ゴ「…チッ」
ワ「…ホッ」
ワトは着替えるため急いで教室に戻った。
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