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    2話  横浜の街の一角で
    
    
        まえがき
こんにちは!coco☆bayです😊
今回は新シリーズ!「腐った世界を、生き抜け。」です!
サバイバル系です!ぜひ最後までお付き合いください!
    
    
    これは、ある夜のこと―――。
「うわぁ!すご〜っ」  「やっぱこの月のみなとみらいはすげーなぁ!」
10月。横浜・みなとみらいに、カップルさんがたくさんやってくる時期。
そんな時期に、僕・山本祐大と東克樹さんはここに来た。
実は僕らは………付き合っている。
「いや〜今日すごかったぁ〜!」 「そんなに何回も言うほど―?」
おかしかったのか、東さんは僕に聞く。
「言うほどですよ。連れてきてくれて、嬉しかったもん」
当たり前かのように言うと、東さんは笑って、でも嬉しそうに答えた。
「そっか、良かったっ」
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次の日。
「ふわぁ…っ」
朝が来た。
僕と東さんはもちろん、同居なんてしていない。
変な取材班が付きまとったりしても…な話だし。
--- ピコンッ ---
「東さんからだ」
 
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『おはよ、祐大』
                      『おはようございます!』
『今からうち来れる?』
                          『行けますよ!』
『じゃあ途中まで迎えに行くわ』
                     『ありがとうございます🙏』
『〇〇駅の改札の前で待ってんね』
                     『はい!今から家出ますね』
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っと…。よし、東さんに会いに行こ…!
そう思い、僕はさっきまで見ていたニュースを消した。
『速報です。先ほど神奈川県の病院で、新型ウイルス感染者が確認されました』
―――そんな報道があったとも知らずに。
    
        あとがき
不穏になってきました…!!!
こういう、なんかサバイバル系の物語ってついつい見入っちゃうんですよ…
私だけなのかな?