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夜に消えてく校舎
中ホラー注意
星踏星羅視点
スカーフィ「なんか、さっきから嫌な感じしなーい?」
るる「え?そう?気のせいだよ。怖いって、思ってるからそう感じるのよ」
星羅「いや〜幽霊の仕業かも…。」
スカーフィ「あはは!やめてよ〜」
笑い声が廊下に響く。肝試しは怖いけど、友達といたら楽しい。
みんなといれば自然と笑顔になれる〜。
るる「あ!近くにさ、校長室あるよね。七不思議の一つ、みにいく?」
星羅「ゑ!?でも校長室の七不思議、どんなのなの?」
るる「願い叶える大時計」
星羅「そんな怖くなさそー。いこ!」
スカーフィ「うん!」
校長室、転校面談の時にしか来た事ない。この間はスージーに止められたけど、今なら見るチャーンス。
校長室には確かに、大時計があった。いざ、前に立つと緊張する。
るる「誰がお願いする?」
スカーフィ「えー?じゃ、じゃんけん!」
みんな「最初は✊!じゃんけんぽん!」
るる「✋」
スカーフィ「✊」
星羅「✋」
スカーフィ「負けた!」
るる「じゃ、星羅さんとね!最初は✊(略)」
るる「✋」
星羅「✌️」
あ、私が勝った。
るる「じゃ、お願いして!」
星羅「うん…。えーと、『絵をもっとうまく描きたいです!』」
すると_時計がいきなり喋った。
時計「OK.3…2…1… ready go!」
ぽん!
特に変わらないけど、なんだか変わった気もする。
星羅「す、すごかったね…2人とも」
2人「シーン…」
2人から返事はない。わたしは不穏に思って振り返った。
……。
2人はいなかった。
大時計爆発しないかな