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ソードアート・オンライン ースクールライフ・オンラインー 二
こんにちは♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪心愛 メイです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
今日中に投稿するって言ってこんな夜になってごめんなさい!
では、楽しんでくださいね(๑˃̵ᴗ˂̵)
翌日の放課後。
家のリビングのソファに座り、妹の桐ヶ谷直葉に何気なく話題を振る。
「スグ、ALOでオンライン学校がやってるのは知ってるか?」
「うん、あたしも参加してるよ」
直葉はALOを愛するVRMMOプレイヤーのため知っているのも当然かと思いながら、更に話を進めてみる。
「そこですごい優しい人がいてさ。俺たちに色々と案内してくれたんだよ」
「へえ。どんな人だったの?」
「髪の色は黄色で、目の色は緑色。たぶんシルフだと思う」
「……」
直葉は冷や汗をかき始めた。
「スグ、どうかしたのか?」
「お兄ちゃん、そのメンバーは?」
「俺、明日奈、リズ、シリカ」
「………」
直葉はまた冷や汗をかき始めたので、俺は不安になって尋ねる。
「スグ、大丈夫か?」
「そ…それ…あたし…だ…」
「スグ!?」
「そうだ、あのアバターの名前は知らないよね。一応、教えておくよ。…名前はリーファ」
「リーファ…」
どことなく直葉の面影はあったが、はっきりとはわからないでいた。
「今日の午後六時に約束してある。折角だし、参加してみたらどうだ?」
「そうだね。行ってみるよ」
こうして、俺と直葉はALO内で会ったことを知ったのだった。
約束の午後六時になり、俺がアスナとリズベットとシリカと一緒にオンライン学校へと向かうと、リーファが見たことのないプレイヤーと会話していた。
「ちょっとレコン、何でここにいるのよ!」
「リーファちゃん、探したんだからね!どこにもいないんだから!」
「もう、探さなくていいのに!」
どうやら二人には二人の言い分があるようで、こちらには何も言えないと判断する。
「おいリーファ、行くぞ」
俺が二人の間に入ってそう言うと、レコンと呼ばれたシルフの少年はこちらを怪訝そうに見てきた。
「もしかして、リーファちゃんの彼氏…?」
「違うよ!キリト君はあたしのお兄ちゃん!誤解しないで!」
リーファはそう言ってレコンの頭を叩いた。
「リーファちゃーん…ひどいよ…」
「はっ!あ、ごめん!大丈夫?」
そんな二人に苦笑いしつつ、リーファに言う。
「ほら、行くぞ」
「うん!着いて来ないでよね!」
「リーファちゃーん…」
そうして、リーファを連れて校舎の中に入ることができた。
教室への移動中、アスナがリーファに話題を振った。
「リーファちゃんはキリト君の妹なんだよね」
「はい。あたしも、最初はキリト君がお兄ちゃんだって知りませんでした」
「あはは、VRMMOではよくあることよ」
「そうですね。でも、二人の間で何か不思議な雰囲気が漂ってました」
「言われてみればそうだね」
俺は女子四人の会話を黙って聞きながら歩く。
銭湯を歩くリーファが教室の扉を開ける。
今は休み時間のようで、教室中はたくさんの生徒で賑わっている。
俺たちは各自で昨日と同じ席に座ろうとすると、ふとリーファが言った。
「キリト君の隣の席の人を毎日、変えるっていうのはどうですか?」
「ナイスアイデア、リーファ」
「ご提案ありがとうございます!」
リズベットとシリカは口を揃えてそう言うが、アスナは少し不満そうだ。
「アスナさん、いいですか?」
「わかったわよ。毎日キリト君を独り占めしちゃ悪いし」
「よし!」
「やったぁ!」
こう、女子に囲まれて生活するのも大変だなと思いつつ、自習を始めた。
どうでしたか?
楽しめたでしょうか?
では、また会えることを祈っています(๑˃̵ᴗ˂̵)