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4話 ピアノ天才くん現る!
あーこのマイク!うちにあったお母さんが使っていたマイク!
名付けてMyマイク!舞奈のマイクという意味もこめて。あ、それからキーボード!誰になんだろ。
「行ってきまーす!」Myマイクを持って!マジで誰がキーボード!?
「あ、舞奈。はよう。あと少しで嫌になる?」「ん、そーまどーゆーこっと?」「そのまんま」
あいかわらず変なことばかり言うそーま。なんでこんなこと言うのかな。
「あ、舞奈、そーま!オレベース買ったぜい!」「うおー黒と青!?かっけえねセイキ。」
「僕、赤の方がいいこれもそのうち汚れるね。」「「それ言うな!!」」
おーよっしゃまず部室へダッシュ!!!
「「「失礼します!」」」「あら、おはよう。」「おはようございます!佐藤さん大橋さん安休さん」
相変わらずみおちゃんかわいい!「あ、せんぱい、キーボードできる人いた。」
「そうなの!?どこに?」「クラス」「何年何組?」「僕のクラス」「何年何組?」「1年3組」
「そうなんですね。いたならバンドが組めますね!」「ていうか先輩、オレら楽譜とかもらってないし、その上練習のこともまだ聞いてませんが。」「なら伝統曲の楽譜、渡すわ。コレよ。」
「「「「きっきらきら星いいいい!?」」」」
きらきら星、なぜに!ボーカル何歌うん?え、うわあ。
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なんだろ。僕はどこの部活に入りたいんだろ。部活に所属しないと親を心配させるんだよな。
心配させると厄介だからな。けどいまだきまんねえ。僕、有吾はひたすら考えるんだった。
音楽系がいいけど、、、吹奏楽だと去年と同じだし。合唱はむいてない
軽音楽なんか興味ない。どうすればいいのだろうか
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《放課後》
うーん授業終わったあ。ちなみに私は今そーまと同じクラス。セイキとみおちゃんもおんなじクラス。
そーま何してんだろ。あ、誰かと話してた。聞いてみよ。「有吾くん、入ってみる?」「何に?」「僕の部活。」「何部?」「バンド」「ならごめん無理。僕そーゆーの興味ない。」
ああそーまが言ってたピアノが上手い子って本宮さんのことだったのか。
「おーいそーま、舞奈行くぞー」「「ういーーーー」」「セイキ、見つけた。キーボくん」「いや入るって一言も、、、、」「え、お前入るんだな?入部してくれるってさ!」「いや、、、一言も、ってか入らない!それなら吹奏楽に、、うっ安休くん、何その目え」「お願い!私からも」「そうだ!オレからも!」「うんうんわたしからも」「うえ、いや無理。吹奏楽部の見学行ってくる。ぅぅぅではおさらばだ!」
だっと風の去っていった。「「「「まてええええええええい!」」」」
っ追いつかない。私は昔から足が遅いのお!だからあ大変なのおお〜!っあ!
セイキが捕まえてくれた。みおちゃん、あんなかわいいのに私より足速い。うううう。
「うえ、何するの!僕は吹奏楽部にい、、」「へっ逃げなれると思うなよ!」「見知らぬ人にそう言うことできるんですね。わたし、部室行きます。」「本宮も部室来いよ!ってかオレが連れてく。」
「後、強引すぎでしょ〜💦」「「大丈夫これ、、、、、」」