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あの日の春風
あなたと裕太の間で繰り広げられる少し泣ける?恋愛短編小説です。
物語に浸かれるように主人公の名前はあなたの名前に変更可
桜蘭中学校卒業式当日。
首元を暖かい風が抜けていく。
#瑠璃#は思わず後ろを振り向いた。
《《・・・あれからもう3年かぁ。裕太。私こんなに大きくなったんだよ。》》
遡ること3年
私と裕太は幼馴染だった。家も近くてよく遊んでいた。
しかしある日の事だった。事態は一変してしまった。
裕太<「なぁ俺いいとこ見つけたんだ!一緒に遊びに行こうぜ!」
ただただ、裕太が見つけた森に遊びに行くだけのはずだった。
#瑠璃#<「いいよ!行こう行こう!」
この時了承していなければこんなことにはならなかったのかもしれない
入ってはいけないと言われている森をくぐり抜け、歩いていく。
雄太とどうでもいい事を話しながら進んでいくのはとても楽しかった。
好きな人ができたとか。今回のテストやばいかもしれないとか。
・・・中学校への期待とか。
裕太<「あっ!ここだよ。ここ!!」
裕太が声を上げた先は綺麗な花畑だった。さくらが舞い散り、たんぽぽがあたり一面に咲き誇っている。
裕太<「・・・ほら!お前この前花好きって言ってただろ!?だから・・・その・・・」
裕太の顔が赤く染まる。
裕太<「**お前に喜んで欲しかったから・・・**」
そう言われた時の頬の赤くなっていく感覚をきっと私は一生忘れないだろう。
#瑠璃#<「・・・ありがとう裕太。とっても綺麗だね。」
そう言った時の照れ臭そうな笑顔。とても幸せだった。なのに・・・
**地震です。地震です。震度5**
2人の持っていたスマホからアラートが鳴り始めた。ここは・・・崖。
《あっ助からないかもしれない》そう思った時だった。
崖に亀裂が入る**裕太の立っているところの崖が**
自分が死ぬかもしれないのに裕太は最後まで笑ってた。涙を浮かべながら。
亀裂はどんどん深くなっていく。走っても・・・間に合わない。
伸ばした手は・・・もう届かない。
裕太<「なぁ#瑠璃#」
ダメ。死んじゃダメ・・・!下は・・・崖だった。
裕太<「俺さぁ」
そんな事いいから!こっちに来てよ!ねぇ!
裕太<「お前の事。小さい頃からず〜っと好きだったよ」
涙が流れる。じゃあ一緒に生きようよ・・・!中学校で青春送って!みんなで遊んだりしようよ
裕太<「ほんとはこんなはずじゃ無かったんだけどなぁ」
なんで・・・なんで最後に諦めんのさ!!これまでずっとずっと一緒にいた・・・なのに!
#瑠璃#<「**じゃあ早くこっちに来てよ!!**」
顔が涙で歪む。ひどい顔だ。
裕太<「俺がそっちいったらお前まで巻き込まれちまう。それだったら俺だけが死ぬほうがいいだろ?」
そう言って力無く笑う裕太の瞳には涙が浮かんでいた。
そして崖の亀裂は大きくなり続け・・・ついに割れる。
裕太<「これまでありがとう。お前は死ぬなよ?」
この言葉と同時に裕太は崖の底へ・・・落ちていった。
手はもう届かない。
#瑠璃#<「**裕太!・・・私も!私も好きだよ!**」
ありったけの声を絞り出して崖へ叫んだ。
この声は裕太に届いただろうか。
#瑠璃#<「**裕太・・・裕太〜!!!!!!**」
こうして私の前で好きな人は死んだのだった。
ここで時は戻る。
ねぇ裕太。見てる?私、こんなに大きくなったんだよ?
言われた通り生きてるよ・・・?
だからさぁ・・・戻ってきてよ・・・!
**ウワァーーーーン!!!!!**
ねぇ裕太。私は生き続けるから。だから・・・**裕太は笑ってて?**
ちゃんと感動作品にできましたか?感想お待ちしております