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魔狼の宴〜日常編 3話:クレンが誘拐された件〜
テスト勉強ほっといてノリで書いた小説です。
あー、視点クレン〜
魔狼「はぁ···大変な事になったな···」
すっかり人格が変わってしまった友人を見ながら、私は大きなため息をついた。
事の発端は、約30分程前の事である。
30分前···
魔狼「良い天気!!やっぱり晴れの日は散歩だな~!」
その時私は、散歩をしていた。
すると···
おじい(誘拐犯)「ヤァ。何処行くの?」
魔狼「んだこのじz···ゴホン···翁。」
誘拐犯「無理によく言おうとしてて草。」
魔狼「···あ、ゴメンナサァイ☆」
誘拐犯「ねぇねぇ、今からおじさんと遊園地いかなァい?」
魔狼「やだ。」
誘拐犯「なんで!?」
魔狼「歌舞◯町かカジノでなきゃ嫌!!」
誘拐犯「どんな育ち方してんの。···じ、じゃ、カジノ行く?」
魔狼「わぁ!!行く行く!!」
誘拐犯(···。)
数分後···
魔狼「あれ?ここ何処?」
誘拐犯「カジノ行くは嘘!!おじさんは誘拐犯でーす。」
魔狼「ワア(・∀・)あ、そうだ。」
プルルルル
その頃基地では···(ここは視点私)
奏者「クレン遅いね~。」
賭博師「寄り道してんじゃね?」
私達は、クレンの帰りを待っていた。
その時···
プルルルル
奏者「あ、クレンからだ。」
私のスマホに、クレンから電話がかかってきた。スピーカーにして、電話に出る。
奏者「もしもs···」
魔狼「あ~ボカロファン?誘拐された~」
🎧&🎰「は?」
魔狼「いや、『は?』じゃなくて。なんか、翁に話しかけられたから、カジノ行きたーいって言ってついていったら、そこはカジノじゃなくて監禁部屋でした✨」
なんでこんな余裕なんだ?
作者「どんな育ち方したらこんな感じになるんだ···?」
賭博師「で、電話してるけど大丈夫なん?」
魔狼「ん〜?目の前にいる〜。あ、待ってとられt···」
ツーツー···
🎧&🎰&🦊「···はぁ···」
さすが魔狼様。恐怖というものを知らない。
作者「と、とりあえず助けに行くか···」
ここから視点はクレン
誘拐犯「君、余裕すぎない?」
魔狼「アハハ。」
誘拐犯「馬鹿···とかじゃないよね?」
魔狼「うーん···ちょっと前から思ってたけど、このただならぬ殺気に気づかない翁が馬鹿だと思う。」
賭博師「···俺のクレンに手を出すんじゃねぇぞ?」
誘拐犯「ウワァ!?」
後ろにずっと、ライが立ってたのに。
···あれ?ライだけ?
賭博師「俺だけって思うけど、しょうがないんだ。」
ライは、私の心を読んだかのように、そう言った。
賭博師「ボカロファンはあとから来る、狐は魔力切れで基地、ナルはどっか行った、ルシフェル(ライの、ルシファーの呼び方)は上級悪魔とお茶会、兄さんは詐欺中、ガルーダは寝てる。」
メンバーどうなってんだ。
ミシミシッ
🐺&🎰「···ん?」
突然、天井が軋みだした。
バキッ
ドスッ
バラバラバラ···
奏者「ってぇ~···着地ミスった。」
壊れた天井から、ボカロファンが降ってきた。
···なんで?
奏者「よくもクレンに手を出したな···?」
あ、これヤバいやつじゃ···
魔狼「ライ〜?これ、もしかしたら、もしかするかも知れん。」
賭博師「はぁ!?ボカロファンの別人格か!?」
ボカロファンは、ストレスが溜まっている時に傷を付けられるか、激しい怒り、憎悪に感情が飲み込まれると、別人格が出てきてしまう。その人格は、「カジノの悪魔(カジノデーモン)」と呼ばれる、恐ろしい存在なんだ。
案の定、悪魔となったボカロファンは、凄まじい魔力で誘拐犯を撃退してしまった。
どうやって元の人格に戻せばいいんだ···?
賭博師「はぁ~···危なかった。」
奏者「ほんっとごめん。私だって別人格出ると思ってなかったんだもん···!!」
作者「私が復活してなきゃ大変な事になってたんだから···」
狐さんの能力、「編集(エディター)」のおかげで、ボカロファンをなんとか元に戻す事が出来た。
賭博師「元言えば、クレン、お前のせいだからな···?」
魔狼「ごめんって。」
作者「みんな無事だからいいじゃん。ほら、早く帰るよ?」
そうして、私達は基地ヘ帰っていったのだった。
3話終了。
誰ですか?1章で1000字いくって言った人は。日常編でいきましたけど。
現実の誘拐事件もこんな感じになればいいのに(叶わぬ願い)。
こんな変なノリでお話書いてたら、いつかR指定の物語書いちゃいそうで怖いです(棒読み)。
それではまた次回。