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2話 シェアハウスと奇跡
「じゃあさ、皆でシェアハウスしようよ!!」
一人の少年の言葉に私は驚く。こんな私といてもいいよって言ってくれる。その
事実に少し安堵を覚える。でも、私のことは隠さないと。私はすたぽらっていう
グループを探してるから。明日も歌ってみたを上げよう。曲は「少女レイ」。
私の好きな曲だ。でもまた否定されないかな。心配だなぁ。まぁ、いいや。
公開しよう。そんな人気じゃないからさ。
「あのっ」
私は声を出す。精一杯私は震える声を出す。
「皆様の名前お聞きしてもいいでしょうか?」
皆は私が話しかけて驚いている。話しかけてごめんなさい。いやならいいんで。
「えっとね、僕はこえ!」
赤髪の明るそうな子が笑顔で言う。その笑顔は夜空に輝く星のような笑顔だ。
「俺はこったろです」
紫髪の一人の青年が自己紹介する。少し抜けていそうだがしっかりしてそう。
「俺はくに!よろしく!」
オレンジ髪の一人の男の子だ。犬顔で可愛らしい。
「ゆうさんです!」
緑髪の可愛らしい男の子だ。ニコッっと笑いかけるその笑みに心奪われる。
「れるはれるやな!」
れるさんは改めて自己紹介をする。
「私は#名前#です。」
軽く笑いかける。この仮面が割れないように。
「実は、隠し事があって」
私は話す。
「私、#活動時の名前#なんです。」
「え?」
皆さんの抜けた声が部屋に響く。
「れる達、その人探しとんやけど」
「ふぇ?」
私も抜けた声が出る。まるで一番星の運命のように重なる。
「すたぽらでーす!」
「私すたぽら探してて…。え?」
明らかに困惑してしまう。でもこえさんは
「運命だねっ!」
と笑ってくれた。今日は歌枠にしよ。誰か誘おうかな。ゆうさんでも
誘ってみるか。
「ゆうさん、」
「何?」
優しい笑顔で笑いかける。
「今日の歌枠コラボしてほしくって…。」
「ゆうさんでいいの?」
顔を輝かせる。日程を話し私は配信画面をつける。
「やっほ〜!」
みんなのコメントがでる。
「今日のコラボ相手は〜!」
私は偽笑顔で声を出す。
「ゆうさんです!」
コメント欄はとても盛り上がる。
「じゃぁ、何歌う?」
「んーと、」
コメント欄は「少女レイ」などコメントが来る。
🍭本能が狂い始める
🍰追い詰められたハツカネズミ
🍭今絶望の淵に立って踏切へと飛び出した
🍰そう、君は友達僕の手を掴めよ
🍭そう、君は独りさ居場所なんてないだろう
🍰二人きり此の儘愛し合えるさ
👥繰り返すフラッシュバック蝉の声
🍭二度とは帰らぬ君
👥永遠に千切れてく
🍰おそろいのキーホルダー
🍭夏が消し去った白い肌の少女に
🍰苦しいほど取り憑かれてしまいたい
🍭本性が暴れ始める
🍰九月のスタート告げるチャイム
🍭次の標的に置かれた花瓶
🍰仕掛けたのは僕だった
🍭そう、君が悪いんだよ
🍰僕だけを見ててよ
🍭そう、君の苦しみ
🍰助けが欲しいだろ
🍭溺れてくその手に
🍰そっと接吻をした
👥薄笑いの獣達
🍭その心晴れるまで
👥爪を突き立てる
🍰不揃いのスカート
👥夏の静寂を切り裂くような悲鳴が
🍭谺する教室の
🍰窓には青空
👥君は友達
🍭そう、君は友達
🍰僕の手を掴めよ
🍭そう、君がいなくちゃ
🍰居場所なんて無いんだよ
🍭透き通った世界で
🍰愛し合えたら
👥繰り返すフラッシュバック蝉の声
二度とは帰らぬ君
永遠に千切れてくおそろいのキーホルダー
夏が消し去った白い肌の少女に
悲しいほど取り憑かれてしまいたい
透明な君は僕を指さしてた
コメント欄は褒めてくれる。嬉しいな。アンチも混ざってるけど、幸せかも。
この幸せを胸いっぱいに噛み締めよう。
1532文字!!