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耳順の空手道⑥
ハイリスクレッド
耳順の空手道 ❨ じじゅんのからてみち ❩
Episode トキオの日常
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60歳から始めよう、戦わない空手、闘う空手道。
60 or older Club
❨ シックスティ・オア・オールダー・クラブ ❩
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耳順(じじゅん)
六十而耳順・論語
六十にして耳順い、六十歳にもなれば何を聞いても表、裏や真相、本質が自然に理解できるようになると言う。
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コトネとトキオの件
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晴沢 秋桜 (ハルサワ トキオ) 1964年 ❨昭和39年❩誕生
危急存亡の秋・ききゅうそんぼうのトキ→秋
春の盛りを過ぎてなお季節が移り変わっても咲き続けている桜、残桜 (ざんおう)→桜
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現在、信州の美ヶ原高原の里の辺りに暮らしている。
ただいま、無色(無職)透明、所属も役職も競り合いもしがらみも無く偽りの仮面も虚勢を張る鎧も虚空の大言壮語も必要としない色即是空の日々である。
やることは、美味い野菜を食うためと良く寝るための日々の散歩と公園道場での健康空手道であります。(週2回は正式道場で少々)
60 or older Club
❨ シックスティ・オア・オールダー・クラブ ❩のメンバーとして公園道場で和気あいあいと、正式道場で空手着を着て背筋をシャンとして、おかげで最近はさらに野菜の美味さが増してきている。
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當真 琴音(トウマ コトネ)
1976年 ❨昭和51年❩誕生
現在、晴沢秋桜の家政婦
元々は、家事代行として週に1度の利用契約だったのだが、彼女からの申し出でで家政婦へと契約変更をし彼女の気の向くまま都合の良い時々にお任せしている。
秋桜をコスモスと読み、トキオでは無くコスモスさんと呼ぶ。
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「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになった理由:1977年に山口百恵さんの歌の流行による為。
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単に言えば、人妻である。セックスレス7年と7ヶ月の果てに己のセックスレスFRUSTRATION解消の交渉パートナーに秋桜を必要としている。
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その日は、いつもよりも早い時間に訪れた。それでも、いつものルーティン通りに玄関チャイムを鳴らす。返事の確認は必要無く合鍵で玄関ドアを開けて家の中へ入っていく。
こんにちは、って言うか〜おはようございます。琴音でぇす。
言いながら勝手知ったる家の中を秋桜を探す様に歩き回る。
コスモス(秋桜)さ〜ん?呼んではみるが返事は無い。
あらぁ~いないのね~言いながら洗濯カゴの中身を洗濯機に入れてスイッチONにしたら、トイレにバスルーム、リビング等の各部屋の掃除して辺りを片付け整理整頓してキッチンで昼食の準備を始める。
いつもは、昼食を終えてから秋桜の家を訪れるのだが、この日は朝からムズムズがやって来て、堪らずFRUSTRATION解消交渉のお願いにやって来たのだ。
昼食の準備を終えても秋桜は帰宅してこず、やむ得ず琴音はひとりで昼食を終えが、まだ帰宅してこない。
お腹のふくれも手伝ったせいか眠気に誘われてベッドルームへと向かいベッドに転がりうたた寝を始めた。
しばらくすると玄関ドアの鍵の開けられる音がして秋桜が帰宅した。
たたきにある靴を見て、おや?琴音さんもう来てたの?と声を掛けながらベッドルームでうたた寝をしている琴音を見つける。
お疲れ様なんだね~言いながら衣服を脱ぎ、洗濯カゴへ放り込んでいると、モゾモゾと琴音が起き出してきた。
おぅ、おはようっす、琴音さん。その台詞聞きながら琴音は衣服を脱ぎ捨てた秋桜を睨みながら返事をする。
おはようっすじゃないよ、お留守中にお邪魔しております。
良い良い、ちょっとシャワーしてくるから。言い残し秋桜はバスルームへ入っていく。
バスルームへ入っていく秋桜の姿に琴音がにゃりとして自分の衣服も脱ぎ捨てた。
コンコン、コン、バスルームのドアをノックして琴音もバスルームの中へ入ると秋桜の背中から抱きつきクンクンと匂いを嗅ぐ仕草をしてみせる。
えっ?かれいしゅうする?尋ねる秋桜の顔を見つめながら、ううん、彼女臭がするわ~よぉ〜し、コスモスさん、お背中を流しましょうと言いながら泡々で髪顔体に纏った彼女臭を琴音は洗い流した。
一通り洗い終えた二人は互いのカラダの水滴を拭き取り合い、拭き取り終えた秋桜をベッドルームへと引っ張りベッドへと押し倒す、後は、FRUSTRATIONの勢いで6と9の型ちになり琴音はお口に頬張りもて遊びまわし自分の蜜壺を秋桜の顔へ向けて押し付ける。
おぉ、おぉ〜激しくない琴音さん?そんなにしたらそのまま噴射しちゃうよ!?
琴音から溢れる蜜壺の蜜もいつもよりたっぷりだ。
秋桜が訴えると、ダメよちょっと待って、言いながら態勢を変えて跨り自分の中へ挿れると激しく腰をDancingさせる。
キテ、キテ〜、オッケーよ!!と同時に、ン、ン〜ドッピュ〜ン!!エキス発射&搾取完了。
琴音の気分が満足したタイミングを見計らった様にエリーゼの…メロディが琴音のスマホから。
ルーティン通りに、真っ裸のままで、紅茶にショートケーキでティータイムを過ごす。
琴音が秋桜に尋ねる。
ねぇ、彼女さんいるんならウチはいらなくない?
そうなん?何で?琴音は、家政婦さんでしょ?
はぁい~ハダカの家政婦さんで〜す。
それなら、いつも助かってるし、ありがとうございまする、だよ。
言いながら、秋桜が頭をペコリと下げる。
明るく「うん」と頷き琴音が衣服を身に着け帰り支度をする。
お互いに顔を近づけディープな口吻をする。
じゃまたね~と琴音は手を振りながら玄関ドアから出ていった。
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元々は、秋桜が信州へ移ってきて半年も経ったか経たないかの時期に家事代行として家事代行業者から1週間に1回の契約で派遣されて秋桜の所へやって来ていた琴音、実にテキパキとスムーズに掃除、片付け整理整頓をこなしていき、三ヶ月も経てば業者との契約だった作業時間を有に余すようになり、契約外サービスも可能ですよと秋桜に申し出でた琴音。
すると、秋桜からティータイムのセッティングをして、お茶飲み相手をお願いされた。でも、それでは対価をいただけなくなると琴音は渋ったのだが「休憩も仕事の内ですよ、気楽にね」と秋桜に諭された。
こうして、契約外サービスはお茶飲み相手として他愛もない雑談、世間ばなしをしていくようになり気心が知れる様になり、何かのきっかけで琴音は秋桜に尋ねた。
「お一人で寂しくないですか?何と言うか…肌寂しいみたいな…」
ん~~今はね、まだ身の回りバタバタしてるし周辺のようすもイマイチ把握できて無いしね。
「今はって、以前は大丈夫だったんですか?」
独り身になって、10年ちょっとだけど意外とそう言う御縁がねあるんだよね、不思議と…
「へぇ~それならこれから落ち着いたら、肌寂しくなるかもですね」
あはは、そこは、女神様のご気分次第かな?
そんな会話をした次の家事代行作業の日。いつも通りにテキパキと作業をこなし、ティータイムになった。そして琴音は自分はセックスレスでそのFRUSTRATIONが解消出来ない事に悩んでいると秋桜に相談した。
※一般的にはセックスレス期間が1年以上でより良い結婚生活の維持が不可能と判断された場合離婚調停をして離婚が可能になる。
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琴音としては、子育ての為にずっと我慢して気持ちを紛らわせて来たのだが、娘の結婚が決まり、息子も独立をすると言い一人暮らしを始めて、自分の気持ちに逆らえなくなり悩んでいると。
それを旦那に打ち明けれないのも悩みのひとつだと。
なるほど~ね、肌寂しいは琴音さんだったんだね。
「すみません、お恥ずかしいです」
いや、恥ずかしくは無い!自分に正直になりたいだけだからね。
「そんな事、言ってくれるのは、コスモスさんだけです」
じんわ〜、と秋桜の言葉が琴音の心の中に染み込みやんわりと気持ちが決壊した。
意を決した琴音は秋桜をジッと見つめ思い切って言う。
「ワタシ、ワタシじゃダメですか?」
えっ?何々?
「ワタシじゃダメですか、コスモスさんが、肌寂しいを解消するパートナーは」
マジで?琴音さんは大丈夫なの私なんかで?
「なんかじゃないです、コスモスさんがいいです、お願いします」
こうして秋桜は、家事代行業者との契約を破棄し、琴音と直に家政婦契約をした。
契約内容は、いつでも良い。琴音の都合の良い時々に作業に来てくれて掃除片付け整理整頓が出来ていれば良い。
おかげで、琴音は日時や曜日を気にしないで家政婦にやって来て作業をして、余した時間を自分のFRUSTRATIONの解消の秋桜をパートナーとして交渉して交わって、エキス搾取の欲を満たせる様になり、現在に至るのである。
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玄木 由紀子(クロキ ユキコ)
1960年 ❨昭和35年❩誕生
現在、空手道の緑帯5級である。
60 or older Club
❨ シックスティ・オア・オールダー・クラブ ❩のメンバーで、晴沢秋桜の空手仲間
最近は、健康空手道の公園道場と正式道場にも通い、努力を積み上げ見ごとに紫帯7級から緑帯5級に合格してその自信は彼女をさらに、はつらつとさせ、背筋もシャンと伸ばし、胸を張り、髪色も艷やかで優しさ増す笑顔は眩しさも増してきている。
おそらく、当年の様には見えないであろう立ち姿のいい女である。
由紀子からのMessageを着信音が知らせる。
『昨夜もとても嬉しかったわ、ありがとう』
由紀子からの意を決しての想いの告白と、せきだらな女としての欲求の告白を秋桜は受け止め、余すこと無く強く激しく求め合い交わり合いもっと激しく強く交わり合ったあの日から今もしっかりと交わり合い求め合いは続いている。
由紀子と秋桜は、女と男、雌と雄として互いに必要な存在なのだ。
『昨夜も由紀子は素敵だったよ、こちらこそ、ありがとう』
由紀子との交わり合いは必ず由紀子の自宅でと決めている。激しく強く交わり合いの後の気だるさを残しながら直ぐに惰眠をむさぼらせてあげたいからだ。
Messageを返信して、私としっかりと、惰眠をむさぼる。
終。