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第2話 騒がしい来客
リア友に戦闘シーンが見たいと迫られた!テスト近いけど、だいぶ勉強したし、大丈夫!多分!
「♪〜」
私、ハイビスカスはその時優雅なお茶会を過ごしていたの。窓の外を見てみる。今日はいい天気!このお茶を飲み終わったら少し庭あたりを歩いてみようかな。
「さて…っと。あー、終わった終わった!」
周りを見てみる。正面で黄河くんがゲームをしている。広間のソファではせーらちゃんが折り紙をしていて、その横で睦月くんが自分宛のファンレター?よくわからないけど、手紙を読んでいる。
「ねー、誰か一緒に庭行こーっ…」
私がみんなに呼びかけた声は、城の正面玄関からの大声で掻き消されてしまった。
「たのもぉーーっ!」
あ、《《また》》来た。今来たのは勇者のらいくん。今日はあかりちゃんは一緒じゃないみたい。よくここに来てくれるんだけど、なんか追い払われている。|戦って《あそんで》くれるならそれでも良いのに〜…
「おい魔王!今日こそはお前と決着をつけてや…」
「…遊ぶなら俺とからにしてはくれないかい?」
出た、黄河くんの脅し。これにビビっていつも帰っちゃうんだけど…
「…ふん、上等だぁ!今日こそお前を倒して魔王も倒す!それで勇者である僕の!|完全勝利《コンプリート・ビクトリー》も現実になるのだ!」
「らいー…おねーちゃんともあそんでよー」
姉、せーらちゃん参戦。この二人が一番強い。私と睦月くんはいつも部屋端っこに座っているだけ。
「う、うるせぇ!誰がお前の弟だ!僕はお前みたいなチビが姉だなんて一生認めないからな!」
…まぁ、無理もない。双子の姉がまさか自分より年下みたいな姿になっているのだから、信じられる筈がない。
「ちび…?ひどいよ、らいー…わたしかなしい…」
せーらちゃんの手がらいくんのお腹に当たる。その瞬間。
らいくんが後ろ向きに突き飛ばされた。せーらちゃんは力が強いから、17歳男子でも手が少し当たっただけで普通に吹っ飛んでいく。…あー、黄河くんがすっごく怪訝な顔でせーらちゃんを見てるー。
「…あぁ?攻撃したな、お前?これは宣戦布告って解釈で間違い無いよなぁ?」
…そうだった。らいくんは体がかーなり頑丈なんだった。
「…あ、ごめん、らい…いたかった…?」
せーらちゃんが謝っている間にらいくんが剣を抜く。
「ああ、姉さんと僕への侮辱行為で心身諸共痛みが酷いなぁ!」
…あ、黄河くんが無言でこっちに来た。顔に「姉弟喧嘩は他所でやってくれ」って書いてあるわ。激しく同感。らいくんは、一人敵陣がいなくなったことも忘れて斬撃を真の姉に入れている。だけど…せーらちゃん、アンデッドだから…
「らい、いたいよー…わたしのこと、そんなにきらい…?」
にこにこ笑ってる。何回四肢を斬られても再生するから、物理攻撃は効かないんだよね。
「…なんで、なんで攻撃が入らないんだよ!今確実に腕落ちただろ!こっちは聖剣エクスカ◯バーを振ってるというのに!ゾンビなんか、序盤の雑魚モブだろ、普通!この`ピー`がぁぁ!」
なんか、凄く喚いている。そんなにがむしゃらに振り回したって、当たるわけが無いでしょ。剣は専門じゃ無いけれど、それくらいはわかる。
ーーゴトッ。あ、首落ちた。せーらちゃんが拾っている。
「…らいー…」
…いや、目の前に生首抱えた首の無い女の子立っていたら、普通に怖いって。
「え、ちょ、こっち来るな!僕を殺すな!こう見えても結構有名人なんだよ、僕!お前のことイン◯タで訴えてやるからなぁ!」
ちょっとうるさいけど、らいくんが来てくれるだけで場の雰囲気が和むから結果オーライ!
「らい…おしおきー…」
あ、せーらちゃん、笑っているけれど、内心絶対キレてる。いつも大人しい人が怒るのが一番怖い。
拳が振り下ろされる、らいくんが上を見た瞬間。
…アッパー。上からの拳はフェイント。下からの拳がらいくんの顎にクリティカルヒットして、彼が宙を舞う。真っ赤な液体と共に。
「…うわぁぁっ!」
絶対あれ痛いでしょ。上空10m付近から、らいくんが落ちてくる。ついでに落ちた拍子に柱に頭をおもくそぶつけていた。
「…えぇ…?」
後ろで睦月くんがかなり引いている。普段見慣れているとはいえ、何度見ても130cm程度の身長のどこからここまでのパワーが出てくるのかは、私たちにはわからない。
「……畜生ぉ…」
え、まだ生きてる。怖。あのアッパー受けて耐えるのって普通じゃないと思うんだけど??
らいくんがこっちを見て言った。
「覚えてろよ、魔王!僕はお前を絶対に倒してやるからな!覚えてろよ!」
「いや、私何もやってないんだけど…」
口と頭から血を垂れ流しながら今代の勇者は去っていった。
…なんか、今日は楽しかったな。
なんか、、、戦闘シーンなのか?、これは。戦闘って、描くのも書くのも苦手なんだよね…
え、なんか私今うまいこと言わなかった!??
?「全く面白くない」
…ひどーい
じゃ、、、ばいちゃ!