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最後は本心なんかじゃない。
初投稿なんで多めに見てくださいぃぃぃ
白い息をはく。
名前を呼ぶ。
内緒話をする。
意味のない話を沢山した。
電話をする。
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私には好きな人がいる。
幼馴染の祐。
小さい頃は何とも思ってなかった。
沢山遊んだり、話したり、
今はそれが昔より大切なものになっている。
ガラッ
担任「席につけ~」
「日直朝の会しろ~」
日直「うい~」
こんな些細なことも、もどかしい。
祐と話したくてたまらない。そして、もう一つ。
_____早くクリスマスが来て欲しい。
何故かって?
それは、祐にクリスマスの日遊ぼうと言われたからだ。
正直言って向こうも気があるのではないかと思ってしまう。
しかも誘われた場所はカップルがよく行くような場所。
これで期待しないわけがない。
私はとてもウキウキしていた。
だが、一つ心配がある。
祐が最近学校に来ていないのだ。
何かあったのだろうか。
何か問題でも起こったのか。
心配で心配でならない。
今日は家に行ってみようか?
そう思ったときだった__
ガラッ
祐だ。
私は胸が踊った。
好きな人と会えるというのはとても嬉しい。
奈美「おはよボソッ」
祐「おはボソッ」
いつもどうりの会話
どれもかれも宝物。
奈美「なんか大丈夫だった?」
___ここからだった。
祐「、、、、えっ、だい、じょうぶ、!だから、、」
この反応で気づけなかったのがなんとも惜しい。
だけどこの時の私は恋愛脳で全く頭が回っていなかった。
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時は流れ12月25日。
ウキウキで準備をする。
メイク、ヘアアイロン、香水、洋服、ネイル、、
あやゆる手を使い、いつもの私を磨き上げていった。
____その時だった。
ブルルルルル
変な感覚があった
その時の私はヤな予感が脳裏を通った。
ガチャ
奈美「はい。」
祐の母「来てください!!!早く!○○国立センター病院に!!!」
私は意味が分からなかった。
ただ一つ、病院ということばしか。
なんだ?病院?祐が?!いや、祐がそんな訳、、
どうすればいい?
手が動かない?足も?
なんで?なんで?なんで?なんで!
どうして?どうして?どうして?!?!?!?!?
私にはなすすべなく立ち止まるしか無かった。
その時
祐の母「祐が会いたいって!」
私にはこの言葉が特別に見えた。
私は全速力で家を出た。
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バン!
奈美「祐!」
そこには弱った祐が居た。
私は信じれなかった。いや、信じたくなかった。
祐の母「奈美ちゃん!来て!」
奈美「はい、、」
私は祐の手を握った。
奈美「祐はどうなるんですか?」
祐の母「、、、、」
奈美「お母さん?」
祐の母「、、、」
奈美「お母さん???」
祐の母「、、、」
奈美「お母さん!!!」
祐の母「後はないわ。」
私は息をのんだ。
祐が?おかしい。笑える。
だって前まで、、、、
その時容体が変わった。
祐の母「祐。、、」
奈美「祐!!」
おかしい。おかしい。おかしい!!
なんでなんでなんで?
どうして?なの?
祐が?なんで、、、
その時だった。
祐「なみありがとう」
最後の力を使ったのような
かすれた声だった。
そして、
私は言ったのだ。
奈美「楽になっていいよ。」
その声で。
書き終わったー!!
ちなみにタイトルに仕掛けがあります!
わかるかなー?
下に意味書いてあるよん
最初の白い息をはく。から電話をする。まで縦読みしてみてくだせぇ