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天才少女の裏 第1話
彼女の名前はゆあちゃん
今年突然現れた天才少女。
彼女によると音楽専門の学校へ行き、日々学んでいるとのこと。
だが彼女の家は貧乏。
そんなお金、払えるだろうか______。
※弟視点(当時7歳)
ゆあ「おとーさんっ!撮影撮影!」
父「そうだったこの時間にお金稼げたのになもったいない」
お姉ちゃんとおとうさんは今日4回目の撮影に行った。
撮影は家にある撮影室ってところでやるんだけど、僕は入っちゃいけないんだ
撮影室は防音だからここまで撮影してる音は聞こえてこない。
おとうさんが趣味でそういう部屋を作ってたのを、お姉ちゃんが撮影のために使ってる。
おとうさん嬉しいのかな
お姉ちゃんのこと応援したいし、お姉ちゃんのYouTube見たいんだけどな
僕「ねぇおかあさん。お姉ちゃんのYouTubeみたい」
母「だっ!だめよ!あなた、学校でお姉ちゃんのこと話してないでしょうね⁉︎」
なぜか僕は、お姉ちゃんのYouTubeを見ることも、お姉ちゃんがYouTubeをやってることも、誰にも話すことは禁止されていた。
でもそんな時、事件が起こった。
NEWS
ナレーター「速報です。あの天才少女ゆあちゃんがトラックにはねられ重症です。」
僕「えっ?ゆあ…ちゃん?天才少女?」
まさかお姉ちゃんではないと思った。でも…
僕「確かにお姉ちゃん、昼お母さんと買い物に行ったきり帰ってきてない。
まさかそんなわk…」
そんなわけないと言いかけたその時、テレビには見覚えのある顔写真が写っていた。
僕「そ…んな…」
僕は泣き崩れた。
大好きなお姉ちゃん
お姉ちゃんとは喧嘩をしたことはなかった。
僕「でも、天才少女ってどういうこと?」
おとうさんは撮影室で動画の編集をしていて気がついていない。
僕「でもまだ死んではいないっ、泣くのは早いよね」
ナレーター「ゆあちゃんをはねたトラックは現在逃走中です。」
僕「…。」
もう言葉が出なかった今起こってるこの状況が信じられなかったから
ナレーター「次のニュースです。______。」
気がついたら僕はベランダに出ていた。
ベランダの柵に腰掛けそのまま______
あんま面白くないね
自覚してるよ
何を書こうとしてるのかもわかってない