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危険な状態
病院についた。
救急隊員「皆さんはこちらの部屋で手術が終わるまでお待ち下さい。」
ないこ「わかりました。ありがとうございます。」
りうら「ねぇ、ないくん橋から飛び降りる前に#あだ名#から連絡が来てたんだけどさ、」
ないこ「本当!?見せてッ‼」
いれいすのみんなへ
今まで迷惑かけてごめんね。
私が中学生でできないこととかも代わりにやってくれてありがとう。
話が変わるんだけど魚って良いよね。
自由に水の中を泳いで誰にも迷惑も、心配もかけることもなく
自由に暮らしてるんだから。
だから私は魚になる。
今までありがとう。大好き
初兎「誰も迷惑なんて思ってへんってッ」ポロポロ
-hotoke-「心配するのはは#あだ名#が大切だからッ全然迷惑じゃないよッ」ポロポロ
りうら「こうなる前に相談してよッ」ポロポロ
ないこ「あの時、俺が昼飯食いに外に出てなかったらッ」ポロポロ
If「ないこだけのせいやないッ、俺も一緒やッ」ポロポロ
悠佑「一人で抱え込んでたら壊れてまうってッ。だから壊れる前に頼ってって言ったやんッ」ポロポロ
コンコンコン
ないこ「はい。」
医者「瀧#名前#さんの保護者の方々ですか?」
ないこ「はい。」
医者「#名前#さんはなんとか一命をとりとめました。」
りうら「よかったッ」
医者「ですが...」
If「なにかあるんすか?」
医者「#名前#さんは危険な状態にあります。」
-hotoke-「危険な状態って...」
医者「今の#名前#さんの状態は低体温症に加え、頭を強く打っていたため危険な状態でした。今から3日までに目覚めないと成ると脳死の可能性も...」
悠佑「脳死って4日後にはもう目覚めへんってことかッ!?」
医者「今の段階でははっきりとはわかりませんが多分...」
初兎「どうにか3日以内に目覚めさす方法って無いんですか!?」
医者「#名前#さんのような危険な状態の時、本人は夢を見ています。」
ないこ「夢?」
医者「辛いことが会って自殺を選んだのなら幸せな幻想、交通事故に会ったのなら、合う前の事など人によってそれぞれですが目覚めるためにはそれが夢だと気付くことです。」
If「そんなん、夢やってどうやって気づくんや!?」
医者「どれだけ完璧に真似ていたと言ってもされど夢です。長い間見ていると何処かがほころんでくる。リアルと一人称が違ったり、リアルと呼ばれ方が違ったり、それに気付いて夢だと自覚を持つことで目覚めると言われています。」
りうら「#あだ名#ッ」
医者「本日は面会時間ももう終了していますし、一旦お帰りになられてまた様々な検査が終了した明後日の午後、此処においでください。」
ないこ「わかりました。ありがとうございます。」