公開中
記憶障害
医者「ないこさん、すこしお時間大丈夫でしょうか?」
ないこ「大丈夫です。」
医者「こちらの部屋に来ていただいても構いませんか?」
ないこ「ごめん、ちょっとはずすね。」
いれいす「はーい」
ガチャ
医者「#名前#さんの件で少しお話しなければならないことが合って。」
ないこ「なんでしょうか?」
医者「先程目が覚めて、ないこさん達の事を覚えて居なかったでも、幼馴染のりうらさんは覚えていた。ということで間違えないですかね?」
ないこ「はい、俺等の事は全く覚えてなかったんですけど、りうらの事だけははっきりと覚えていました。」
医者「水面に叩きつけられた衝撃で、記憶障害が起きています。でも、おそらく抜け落ちているだけなので、時間が経てばないこさん達のことも思い出されると思いますが...」
ないこ「なにかあるんですか?」
医者「最悪の場合このまま記憶が戻らなかったり、記憶が戻っても新しいことが覚えられない、朝起きると昨日までの記憶がなくなってしまう。このようなことも考えられます。」
ないこ「そっ、ですか...どうしたら記憶が元に戻りますか?」
医者「確実に戻るとは言い切れませんが、思い出の場所に連れて行ってみるのはどうでしょう?」
ないこ「思い出の場所?」
医者「出会った場所、人生で一番嬉しかった場所、大事な場所、そのような思い出の場所につれていくことでなにか思い出すかもしれません。」
ないこ「そう、ですね。退院したらりうら達と行ってみます。」
医者「明日、退院できるようになってますんで迎えに来てあげてください。じゃ、戻りましょうか」
ないこ「ですね」