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    植物と僕~1カンサイタンポポ~
    
    
    
    もう・・
「なんでこんなに理科が苦手なんや!?(怒)」
なんでこんな関西弁の少女に怒られなきゃいけないのか。
それはさっきにさかのぼる・・・
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ああ・・最悪。
今日1,2時間目両方理科じゃん。しかも背が高い田中先生・・・・
怖いいい。
今日は。植物図鑑!?
無理無理無理無理。見るだけで無理!
まあ怒られるのも嫌だし見るかあ。
カンサイタンポポについて調べるのね。
えっと。。。あった!
カンサイタンポポっと
「おお! 開いてくれてありがとな~」
「えっつ。」
パタッ(本を閉じる)
さあ仕切り直してもう一度・・・
P156だったはず!
開いてみよ~
「おお! 開いてくれてありがとな~」
「えっ。幻覚?えっ幻覚だよね?」
隣の席の理科大好き少女 見境さん(みさかい)に聞いてみる。
「ねえなんか植物図鑑からなんか聞こえない?」
「えっなんのこと?やっぱ大丈夫?田中さん?」
あっ僕の名前は田中。
田中さんって呼ばれています。
「理科が苦手だからって幻覚とか嘘ついたらいけないよ?」
もう・・嘘じゃないって。
「もう・・何?カンサイタンポポさん(?)」
「いや何って失礼やな。その名の通り関西や四国でよく咲いているタンポポや。」
「なんで喋ってるんですか?」
「あんたが理科への対する気持ちっちゅうか、態度が悪すぎるからこっちは教えに来たっちゅうのに!」
「いや理科って難しいじゃん?」
「はあ? 苦手意識を持っているからでしょうが?中学になってもそんなんじゃ理科のせいせきはだめやな。」
「えっ!?」
俺、田中は中学受験をする。
こんなんじゃ受験に落ちる!
「じゃあカンサイタンポポと他のたんぽぽの違いを教えて?」
「もう・・しゃあないなあ今回は特別に教えたろ」
「カンサイタンポポは関西や四国に咲いていて全体的にほっそりしている。しかしカントウタンポポは関東に咲いとってセイヨウタンポポより数が少ない。」
「こんなもんでわかるか?」
「ありがとうございます!!」
「じゃあもう授業終わりそうだし帰るわ~」
「ばいばい。」
まあ。喋ってる時点で怖いけど見境さんにバレてないからいいや。
てかこれってアニメみたいに本当にあるけど周りの人は聞こえない的な奴!?
授業よりなんかやりやすいし、授業しゃべるだけでさぼれるし、毎回出てきたらいいな~。
「やっほ~パンジーだぜ!」えっまた!?
    
        1000文字ぴったり行った~!!!
謎の努力を感じますw
次回パンジー編~です!
ではばいばゆいか~