公開中
試験
フリオ君の2級試験の内容書いてなかったな…と思い、書いてみました。
フリオは試験へ来た。2級戦士の試験だ。試験内容はシンプル。試験官の体に木刀で攻撃を一回入れる。
フリオは緊張していた。でも、クラウスの指示通りサッと攻撃を感知して避けて、そこから1秒も経たないうちに木刀を振り込めば勝てると言っていた。大丈夫だ。焦らなくていい。
(はぁ、お昼に食べたパンケーキ口から出てこないかな?)
意を決して順番を待った。
「次。受験番号119番」
「は、はい!!」
フリオの番号が呼ばれた。
呼ばれた部屋へ入ると、試験官二人が遠くでこちらを見ていて、そして目の前にいるのは1級の資格を持った試験官だ。
1級の戦士の攻撃を回避するのも難しいと言われている。正直回避することも難しいだろう。
フリオは全力で集中した。
(僕なら…僕ならいける!!!!)
「よーい、はじめ!」
試験官の合図とともに始まった。
すると思いがけないことが起きた。全身がさっきまで震えた感じだったのに、今ではなんだか無敵に感じてきた。これならいけるかもしれない。
自分の背の低さを利用し、しゃがんで攻撃を回避。
「!?」
試験官も驚いていた。
そして、そこから木刀で一撃入れる。
「おりゃ!」
試験官が倒れた。心配になって近づいてみたら、まだ驚いた表情のままだった。
「…君、なかなか成長したね。」
見ていた試験官に言われた。
「え…あ…ありがとうございます…」
「…実はさ、絶対に勝てないと思って、君にだけ1級の中でもかなり優れているやつを持ってきて笑ってやろうと思ったらまさかそこまで強いとはね…こちらとして申し訳なかった。」
そこにいる3人の試験官全員が頭を下げた。
「しかし、この戦士に1撃与えられたのは素晴らしい。本来次の試験を明日受けるのだが…受け取ってくれ。」
それは2級戦士の証が書かれている名刺だった。
「これがあれば、1級試験が受けられる。また、強くなってから来て欲しい。」
フリオは2級試験を合格することができた。
「ありがとうございます!!!」
フリオは大急ぎで試験会場を出た。