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とある道化師の御茶会議
この曲パロ(もどき)には音狩まひろのオリキャラを使わせていただいてます。
音狩まひろ→エース(未来) (許可いただきました。)
素晴らしき本家様:とある一家の御茶会議/くるりんご
ぱっと、深く、奇妙で苦い悪夢から目が覚めた。
汗が頬を伝っている。気分が良いとはとても言い難い。
ずっと、主達が作り続けてる物語が
頭の中で繰り返し、再生しているかのように延々と流れ続けている。
「…|主《あるじ》、大丈夫?」
目の前に座っている|ジョーカー《誰よりも忠実な使い魔》が、心配そうに私を見つめている。
今はジョーカーと|お茶会《ティーパーティー》をしている最中。
|お茶会《ティーパーティー》の最中に、私が思い詰めた表情をしていたから、心配したのだろう。
『…嗚呼、すみマセン。心配しないでクダサイ、大丈夫デスヨ。』
そう答えた後、
『…もう誰も、傷付けたりだなんてシマセンから。』
と、小さな声で呟いた。
「|主《あるじ》…」
私は、ジョーカーに何も言われぬよう、用意させている
自分の紅茶が入ったカップに3つ角砂糖を入れ、静かにスプーンでかき混ぜた。
少し視線を外に向けると、平和で楽しそうな雰囲気が漂っていた。
安心した、この世界は今日も消えることなく廻ってる。
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私 この世界 大好き キミも大好き
銀のさじでソーサー叩けば 使い魔と
未知の世界へtrip of no return!
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私は苦笑交じりの笑顔で、
『…私(ワタクシ)のこと、嫌いになりマシタ?』
と聞くとその言葉を聞いたジョーカーは
「…僕が|主《あるじ》のことを嫌いになるわけないよ…」
と言い、私の頭を撫でた。
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そっと年季が入ったロッキングチェアに腰を掛ける。
私の身長は12歳と同じくらいのため、地に足がつかない。
やっぱり主達は物語を作り続ける。
画面上に映し出されている文字の数は、数えきれない。
でも、これからもどんどん文字は…いや、物語は、増え続ける。
気分がいいとはとても言い難い。
「…大丈夫ですか?☆」
声をかけられ、はっとした。
今は、|エース(未来)《反抗期の最初の友達》と|お茶会《ティーパーティー》をしている最中。
また、私は考え事をして思い詰めた表情になってしまっていたようだ。
『すみマセン、大丈夫デスヨ!』
『…もう、キミを殺そうとしたりは、しませんカラ。』
それだけ言うと、用意されている
自分の紅茶が入ったカップに4つ、角砂糖を入れてスプーンで静かにかき混ぜた。
少し視線を外に向けると、平和で楽しそうな雰囲気が漂っていた。
安心した、この世界は今日も誰にも壊されることなく廻ってる。
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私 この世界大好き キミも大好き
金のフォークカチカチと鳴らせば遊戯
片目隠した少年とIt's time for a fun show!
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『…私のこと、嫌いになりマシタ?』
と、少しお道化るように笑いながら問いかけた。
その言葉を聞いたエース(未来)は
「さっきからずっとそんなこと考えてたんですか?☆」
と、問い詰めるように聞いてきた。
「とある一家の御茶会議」という曲を、私は絵があまり上手くないので、
ジャック・ナイトメアバージョンのシチュエーションを想像(妄想)しながら、
小説っぽく書いてみました(?)。
曲パロもどき初めて作ったけど…私別に文才があるわけでも無いんだよなぁ…()
3番はちょっと今は空席で。
音狩まひろへ。
オリキャラを使わせていただいてます。