公開中
うみのむかし
やせいのクソ陰キャ
清子(うみ母)健一(うみ父)
綾(うみ姉)
3/25 おかしな髪の色をした男の子がうまれた。母親は男の子の髪色を見た途端,「何これ!気持ち悪い」と床に投げ捨てた。幸い命にべつじょうは無かったがその時の衝撃で片目を失明した。その子の親らしき人達は「こんなのうちの子じゃない!」とうまれたばかりの赤ん坊に怒鳴りつけるが姉だけは違った。その子は【綾(あや)】と言うらしい。
(綾)やっと弟がうまれた!
姉は嬉しそうに俺を見つめた。
---
やがてその母親らしき物は退院し、家に帰った。だが、家での生活は地獄のようなものだった
家ではドブネズミと呼ばれ,食事もない。一方姉は贅沢なカレーライスも作って貰ってた。姉はこっそりご飯を残してを俺にくれた。俺が「いいの!!」と言うと「あたりまえ!」と言い食べさせてくれた。
ある日俺が家でノートにらくがきをしていたら姉が声をかけてきた。
綾「なにかいてーんのっ!」
名無し「んーと……うみのいきもの」
綾「すごいじょーず!てか弟くん,名前ないよね……?そうだ!うん……いいね!」
名無し「……なまえ?」
綾「うみ……うみ!弟くんうみすきじゃん!」
うみ「……うみ。あんますきじゃない。」
綾「ぐへぇ……よろしくね!うみくん!」
---
酷いでしょ?でもその時の俺は次の日あんなことになるって思ってなかったからだ。
---
うみ「ん……ねーちゃーん」
──────
うみ「だれもいないのか……」
あ……清子さんの携帯電話だ。ちょっと借りよ。
#ねーちゃんへ。うみは帰りました#
ピロン♪
ねーちゃんの部屋からだ。
じゃあ寝てたのかな……
(姉の部屋を開ける)
うみ「ん……ねーちゃッ……?」
ギシ……ギシ…
うみ「ねーちゃん……どうしてそこでぶら下がってるの……?」
ギ……シギシ…
うみ「おりれなくなったんだ…よね……そう……だよね…?」
バタン……
ねーちゃんが天井から離れて落ちる。
うみ「ねー…ちゃん…?ねーちゃん!!」
ねーちゃんはなんど呼びかけても起きない
ねーちゃん……ねーちゃん!!!
バタッ
玄関のドアが開く音がした
清子さんだ。
清子「ッ!!このッッッ……ドブネズミ!!!」
清子さんは倒れているねーちゃんを見てから俺をたたいた。どうやら俺がねーちゃんの事を殺したんだと思ったらしい。
清子「このッッッ……くそ…葬式代もかかるのにッ……」
清子「出ていけ!この……人殺し!!」
俺は言われるまま玄関から外に出た。怖かったからだ。
はしって
はしって
はしって
後ろからは追いかけてくる健一さんと警察の人。
こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい
だれかたすけて。
僕捕まっちゃうの……?
---
どうやら走り疲れて寝てしまったようだ。しかもここは知らないところ。ふかふかのベットに広くて綺麗なお部屋。
??「目が覚めたかい??」
とても豪華な服を着てなんか偉そうな人は【夢見紗奈】と名乗った。どうやらその女性は、とても偉い夢見家の当主らしい。道端で倒れているところをみて連れてきたらしい。
うみ「あ……では…お世話になりました。」
紗奈「いぃいや!まてまてまてまてまてぃ!見たところ捨て子だろぅ?服もボロボロでやせ細っているんの!だから!ここで養子としてむかえる!」
はぁぁ?!
あ……もしかしてこれ夢……
そう思ったけどなんど頬をつねっても痛い。
うみ「痛い……」
紗奈「なにしてるんだぁい!!とにかく今日からここで過ごすんでするん!!」
メイド達とか執事達「新しいご主人様!!」
はぁぁ?!
え!清子さんは!?健一さんは!?てかコイツらだれ!?!?
??「いやっほーーい!弟くん!」
聞き覚えのある言葉にすぐ後ろを振り向いた。
??「やっぱ可愛い〜すきすき〜」
そいつは彩というらしい。義理の兄になるらしい。正直うざい。
めんどくなったのであとからかきます。
続かないかもしれないけど続くかもしれない。