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夏 爽やかミントのクリームメロンソーダ
カランコロン
気づいたら、俺はカフェに入っていた。
ミーンミンミンミンミーン
ミンミンゼミの声がうるさいほど耳に残る。もう夏だ。
この時期は、体育教師でなくてもやはり大変だと|林河 瑠偉《はやしかわ るい》は思う。
いつもは国語を教えている俺でも、この時期は、プール関係のことにも関わることもあるため、結構面倒くさい。けれど、今日は、比較的早く帰れたので、こうして外をぶらついている。すると、1軒の店を見つけた。
それは、よく前を通るカフェだった。前は桜色だったのが、白く爽やかな色の看板になっている。
「入るか」
カランコロン
「いらっしゃいませ」
そう店主の女性が迎えてくれた。透明感ある水のような神秘的な化粧をしていた。
「こちらにどうぞ。メニュー決まったらお声がけくださいね」
「はい」
どれにしようか。いつもは、コーヒーをいただくが、軽食を食べたい気分でもある。
そう考えていると、1つの品に目がいった。
『クリームメロンソーダ』
その品は、澄んだ緑色で、上にちょこんとバニラアイスとさくらんぼが乗っている。美味しそうだ。
「すみません。クリームメロンソーダお願いします。」
「わかりました。」
店員さんは、テキパキと料理に取り掛かってくれた。
実際に見てみると、とっても透き通った緑が見えた。いや、翠かいや違う。水のように透明感があった。
プールのせいで水が嫌いになっていると思ったが、やはり透明感ある宝石に見惚れてしまう。ただ、メロンソーダだけでなく、アイスもこれはついてくる。
今、店主さんが作り置きのアイスに何か混ぜたようだった。なんだろう?何か粒のようだが、本当になんだろう。
そう考えていると、もうできたようで、目の前に子供が喜びそうな少しでかいグラスに入れられた、クリームメロンソーダが出された。
まず一口目は、アイスを少しソーダにつけて口へ運ぶ。
美味しい。
その一言だ。きっとこれを表現できるような言葉はこの世に存在しないと思う。
それに、いつものバニラアイスはクリーミーなのに、爽やかな感じがする。
もしかして…
「もしかして、この粒ってミントですか?」
そう気づいたら店主さんに聞いていた。
そうすると、店主さんは、一瞬目を丸くしてから、「はい。そうです。よく気づきましたね」と返された。ミントと返されると納得する。
クリーミーなだけじゃない。個性がある。
そういえば、プールでの泳ぎ方にも人それぞれ個性があったな。
案外プールも楽しいかも。
そこから、どんどん俺の口は進んだ。
最後のさくらんぼもじっくり味わった。案外プールも楽しいなと教員歴16年になって今更気づいた。
「はい税込70円です」
「えっ⁉安いですね」
「はい。私も前言ったように思い出などが1番の稼ぎですので」
そうなのか。
まあ、ともかく安いしこれからも通わせて頂こう。
入った時より、浮き足だって店を出た。
ちょっと前より雑い気がしますが気にせず…。
それは置いといて…私は飲み物結構フロート好きなんですよね!私結構食べるほうなんでフロートだと満足感があったり、アイスと混ぜて食べたりなどができるのでおすすめです。
それでは、バイ彩また次回~