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当たり前のとある日常 13
当たり前のとある日常【帰りの会】
疲れた。さっきの体育で体力を消耗してしまったと思いつつ
カバンをとってくる。
窓を見ると、雲がどんよりと黒く染まっている…
これは、雨かなと思いカッパがあることを確認する。
当たり前のようにあった。ホッとしていると、プリントが配られてきた。
帰る準備をしている途中に配られてくるのは何なんだろう。
だが、ファイルにきれいにしまう。それが私。
それだから、マイペースと言われるんだろう。
そんな事を考えながら、きれいに帰る準備をしていく。
幸い日直ではなかった。
日直がどんなことよりも、嫌かもしれない。
そして、静かに席につく。椅子をひくたびに、
音がなる椅子じゃなくて良かったと思っていたら、
クラスのリーダー的存在の人が帰りの会を始める。
私は、明日の準備をしっかりとメモする。
忘れ物はしないようにしている。そのおかげで、去年は忘れ物0だ。
そんなこんなで、先生の話。これが超がつくほど長い。
早く帰れと言われるが、|先生《お前》のせいでしょといつも思っている。
明日もいつも通り、だそうだ。テストも今日みたいにないらしい。
そんなことなら、知らせなくていいと思うのは私だけか。
そろそろ|先生《アイツ》の話が終わりそうだ。
机を揃えたら、クラスのリーダー的存在の人がさようならと言った。
「サ、ヨォナラ…」とほぼ口パクで言う。
何の係でもないが、みんなの机を揃えるのがいつもの日課だ。
ちゃんと机を揃える係がいるが、やっていないので
代わりにやっている。誰も気づいていないが。
--- 教室の電気を消した。 ---
もうそろそろ最終回かもです。
小説書けましたー!やったー!www