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記録1 深夜の学校にて
八ヶ岳学園には夜な夜な活動する「幽霊部」
という都市伝説でもなんでもない噂がある
幽霊部という部活自体は実際に存在するが、活動の様子を見たものは誰もいない
そして、幽霊部所属の生徒はもう学校に来ていない
実際失踪中の生徒がこの学園に5人いるため、一概に嘘とも言えない
まぁ、全員幽霊部員という皮肉もこめて幽霊部と呼ばれているわけだが
……...まぁ、そういう噂を聞いた以上、写真部として調査しないわけにはいかない
と思い、今日は学校までやってきた
しかし、校門の前で立ち尽くしている
幸いにも校門は開いていた
ただ、問題はここから見える校舎の内部にある
窓の奥にほんのりと病的な青白い光が見える
既に行きたくないが、ここで引いたら負けだ
意を決して校門の中に入った
.......その瞬間
けたたましい音を立てて校門が閉まった
鍵を確認したが開きそうにない
もう、行くしかないのか
そう思い、先を見た
人が立っている
でも
言葉が出なかった
そこにいたのは、確かに失踪中であるはずの生徒
陰陽 琴葉(かげひ ことは)だった
「あなたも、来ちゃったんだ」
どういうことだ?
「ここは、少なくとも私達が前にいた世界とは違う世界だよ」
「怪異が学校中にいるし、怪奇現象だって起こる」
「だから、私達はここから出るために頑張ってる」
「あなたもここに来たなら、協力して」
元々の世界とは違う世界?
理解が追いつかないが、ひとまず協力するしかないだろう
「わかった 協力するしかないな」
「物わかりがよくて助かる」
「じゃ、ついてきて」
琴葉が走り出した
急いでついていく
走っていて気づいたが、元々の学校と構造は同じらしい
職員室に入って、校長室に入ると、何人か人がいた
「ん、あなたも新しく来た人?」
「琴葉といっしょに来たってことはそうだろ」
「偶々琴葉がいてよかったな、アンタ」
「これからは、6人で頑張ろうね」
5人とも、俺の記憶では失踪していた生徒だ
ここに迷い込んで、全員帰れなくなったんだろう
「わかった よろしく頼む」
これで、俺も幽霊部か
失踪しないように、頑張ります