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『オールトの雲』第六話
「よっし行くぞ〜」
「あの…この船の名前ってあります?」
希望さんが聞いてきた
「ない」
私とみらとさんは声を揃えて言った
「声揃ってるwww」
私は少し考えてから言った
「じゃあこの宇宙船は…オールト号!みんなこの名前でいい?」
「良いじゃん!」
「良いですね!」
二人とも賛成してくれた
「じゃあ…行きましょう!」
私は宇宙船を起動させた
グガガガガガガガガ
ドリュドリュドリュ
ピキャーン
「聞いたことのない音がするんですけど…大丈夫ですか?」
希望さんがまた聞いてきた
「いつも通りよ」
「なんかワクワクする〜♪」
「みらとさん。はしゃぐと頭を打つよ」
私は注意した
「__頭打つ!?__ごめんごめん。初めての宇宙だからはしゃいじゃった」
「てか眠。」
「今の時間は地球で言う所の夜10時ですから、眠いのは当然だけど?」
「じゃあ寝て良い?」
「もちろんよ」
「でもテラルちゃんは眠くないの?」
「宇宙人は眠くならないのよ」
「へ〜!面白い…じゃあおやすみ〜」
おやすみってどう言う意味か分からなかったけどとりあえず
「おやすみ〜」
と返した
**次の日**
「おはよう!」
「あの…悪いんだけどおはようとかお休みとかの意味が分からなくて…」
「あ。ごめん!おはようは…」
**説明が長くなったので省きまっせ**
「なるほど。そうだったのね。ありがとう!みらとさん」
「(●´ω`●)」
「何その顔」
「そういえば希望さんは…?」
私は聞いてみた
「熟睡中ですね」
「なるほど…寝かせておきましょ」
「あと3時間で太陽へ着くわ」
「あ!見えてる。凄い迫力ぅ」
さぁ無事に行けるかしら…