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どうせ愛されない。
どうせ愛されない。って題名がめっちゃ好きになったのでちょっと頑張りました。
約束のネバーランドのね実写?を見たんだけどめっちゃ泣いちゃったんだよね〜
思い出し泣きしちゃう(泣)
長くてごめんそれではどうぞお楽しみくださいませ。
どうせ愛されないのだから…
そう諦めていた。
殴られることも友達が離れていくのも…いじめも|命《じんせい》すら全てがどうでもいい…それで良かった…のに
「良くない!こんなところ抜け出そう!」
真っ直ぐな君の瞳がとてもきれいに見えたんだ…
その後すぐ僕の代わりに泣いてくれた。
鼻をすんすん鳴らしながらも僕の手をしっかり握っていた
走り出す君の背中は大きくて暖かく勇敢だった。
君についていく…背中を見失わないように
追いつけるようにでもまだ後ろを歩いていたい。
「はぁはぁ疲れたね〜」
息が上がっているのにも関わらず君は笑っていた。
「…」
「まだ緊張してる?|リアル《画面越し以外》は初めてだもんね」
話さない僕に君は笑顔で話しかけてくれる。
そこに惚れた。
僕は前から男の子が好きだった。そのせいで嫌われる。家族だって僕をゲイだの何だのって…学校でも同じ。だから引きこもった。
ゲームをしたんだ。
オンラインゲーム。
友達がほしかったのかもしれない。実際俺は|そこ《ゲーム》でこいつ|月宮由紀《つきみやゆき》とフレンドになった。
そこからは話が合うばかりで嫌な空気は流れなかった。
こいつだってこと知らなかった。最近気づいたけど結構裏がある。
表は優等生で笑顔が似合う暖かい奴。
裏は無口で少し微笑むくらい。
でも素は裏の方らしいからまっ気楽にでいいよって言ってみたら急にちょっとツンデレっぽくなっちゃって、そんなギャップにも惚れた。
…でも無理なんだ。俺はゲイだし、愛されないし。
一か八かで告白するような勇気は無い。とっくの昔に消え失せた。
俺はこの思いをずっと秘密にしていく……
何があろうと絶対に。
ちなみにこれ続きを作るならね?由紀がストーカーになるね
ちなみに由紀は生徒副会長だって思ってる。