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恋なんてしたことありません!第二章 第四話~第六話
恋なんてしたことありません!第二章の四話~六話です!
いつも読んでくれている方本当にありがとうございます!
今回の作品も是非読んでくれたらな。と思います。
それではどうぞっ!
第四話『危険な帰り道』
水族館で遊んだ後、帰りにコンビニに寄ろうという話になった。歩道橋を歩いている時に、陽葵がいきなり止まった。「陽葵?どうしたの?」「…」名前を呼んでも何も言ってくれない。すると、「ね。」声が小さくて聞き取れない。「陽葵今なんて言った?」そう言って振り返ると陽葵が言った。「死ねって言ってんだよ!クソが!何でも上手くいきやがって!目障りなんだよ!死ね!」そう言ってカッターを持ち、襲い掛かってきた。「陽葵なんで!?今までずっと仲良くしてきたじゃん。それは嘘だったの!?」「嘘に決まってるじゃん。バーカ。お前といた時間が無駄だった。さようなら。」陽葵は私の首にカッターを突き付けた。
「陽葵、もうやめて!私は陽葵と過ごした日々、無駄なんて一回も思ったことない!それに、陽葵のこと大好きだよ!だから、今までどうりに過ごしたい。お願い、陽葵。」
第五話『一つの喧嘩』
「陽葵、もうやめて!私は陽葵と過ごした日々、無駄なんて一回も思ったことない!それに、陽葵のこと大好きだよ!だから、今までどおりに過ごしたい。お願い、陽葵。」帆乃夏の言葉に泣いた。「うぅぅ...(泣く)」自分がそうやって泣く私を帆乃夏は抱きしめる。私はこんなひどいことをしたのに。何で。何で。どうして帆乃夏はそんなに優しいの。私は昔からそうだ。自分が気に入らないことがあったら人に当たって、いじめて。迷惑をかけてばっかりだった。それで私は嫌われていた。だから私は変わろうって決意したのに!帆乃夏には申し訳ない。謝っても謝り切れない。なら、私は帆乃夏と関わらないようにしよう。そうすれば、帆乃夏は不幸にならないはず。私には帆乃夏みたいな良い人はいないほうがいい。迷惑をかけるから。いっぱい悲しませるから。「帆乃夏。聞いて。私には帆乃夏みたいな優しい人はいなくていい。」「何で?私はもっと一緒に陽葵といたい。」「私も一緒にいたい。でもね、迷惑かけるし、たくさん悲しませる。それに、この動画を見て。」<えっと、颯真は私のこと…どう思ってる?>
「これは、あの時の...」「私ね、これをSNSに投稿しようとしてたの。本当にごめん。こんな私を許さないで。こんなひどい私よりも、もっといい友達ができるよ。帆乃夏はいい人だから。」陽葵はそう言ってこの場を去った。「陽葵...」陽葵は悪いことをした。でも、そこまで自分を責めなくても...私は急いで陽葵を追いかけた。でも陽葵は帰っていた。家に帰ると夜ご飯の準備がされていた。『いただきま~す』家族全員でテーブルを囲み夜ご飯を食べる。でも今日はなぜか全然はしが進まなかった。「ごちそうさま...」小声でそう言って自分の部屋に入った。何でだろう。いつもはこんなことないのにな。明日から陽葵とどうすればいいんだろう。
第六話『喧嘩の後の学校』
「おはよ~!」帆乃夏が俺に挨拶をする。でもいつもより挨拶が暗いな。そう思いながら俺も帆乃夏に挨拶をする。「おはよう。」挨拶をした後いつも通りに一限目が始まる。一限目は算数だった。「じゃあこの三十七ページを班でやってください。」『は~い!』先生の言葉で全員が動く。俺の班は拓海、陽葵、帆乃夏、俺だ。班活動では男子二人は問題を解いて女子に教える。女子はほぼほぼ問題が分からないのだ。班活動が始まるといつもは陽葵と帆乃夏が二人で喋るはずなのに今日は...『…』喋らない...何でだ?いつも喋るのに喧嘩でもしたのか?俺は静まった空気を変えようと口を開いた。すると拓海が「ふとんがふっとんだ!」と言った。すると、静かだった空間が余計に静かになった。おい拓海!何してんだよ!余計に静かになったじゃねえか!俺は静まった空気を今度こそ元に戻そうと思い、「ダジャレなんてつまんないよなぁーめんどいし、さっさと算数の問題終わらせようぜー」棒読みでそう言うと静まった空気は無くなった。「うん。そうだね。」「じゃあやろう。」それから俺たちの班は順調に算数の問題を終わらせた。
どうでしたか?
第二章も次回で最後です。
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