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2話 標的
私は途中で先輩と別れる。心にはほろ苦いチョコレートが残ってる。私は人を殺し
ちゃったから何も手に入らないのに。馬鹿みたいだね。私はお兄ちゃんと比べられ
ちゃう。お兄ちゃんが出来ることを押し付けられるんだ。お兄ちゃんができても妹の
私ができるとはわかんないのにね。もう強制しないでよ。私は一人の家に荷物を
置く。誰も居ない家に独り言が響く。
「私だけ生きちゃってごめんね…。」
お兄ちゃんの方が可能性があるのに。私は生きてる自分を憎んでる。
「いただきます」
粗末なご飯を食べ、
「ご馳走様でした」
何時もと変わらない日常を過ごすんだ。でも今日はちょっとだけ変わっちゃった。
虐めの標的になっちゃった。私が先輩と関わるからなんだろうね。この恋、実らない
よね。私より良い子しか居ないのに。和華ちゃんは可愛いからいいよね。
ピロロン♬お風呂が湧きました。
私は思考を閉ざしお風呂にはいる。ドライヤーで髪を乾かし、日記をつける。今日の
自分はうまく笑えてたかな?今日の私は普通だったかな?将来困らないように日記をつけ
ベットに潜る。
「おやすみなさい。」
誰にも届くはずがないおやすみを言いそのまま眠りについちゃったんだ。
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「ん〜」
布団から離れたくない…。ていうか今日学校やん!あかん!れるは急いで準備をする。
「行ってきまーすっ!」
食パンをくわえダッシュで校門にはいる。
「おっはー!ゼェゼェ」
あかん、しんどい。肩で息をするれるにちむは
「体力なさすぎーwww」
って煽りよる。ホンマムカつくなぁ。
「朝のHR始めるぞー」
いつもと変わらない声。そのままの状態が続くように。
「I am healthy and full of energy.これの意味を言えー」
絶対これゆう君無双パターンだ。
「自分は元気で、体力満タンです。」
「せーかいだー」
何時もと変わらないやる気の無さそうな声。チョコレートみたいにこの幸せが
溶けないように。放課後になった。委員会の日だから図書室に向かう。#名前#は
本を全て揃え終わり
「帰りましょうか」
そう言った後
「一星先輩」
と笑っている。
「LINE、消してもいいですか?」
ふと言われる言葉。この恋は苦いビターチョコレートだな。そっとれる達は
LINEを消す。
「さよなら」
それが#名前#と交わした最後の言葉だ。一人家に帰る。部屋で宿題をして
家族とご飯を食べる。いつもは美味いご飯もいまは苦い味しかしない。
「ご馳走様でした」
れるは食器を片付けLINEを開く。
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👾ユム@眠い
〈ねぇ、恋どうなったニマニマ
Relu🌈
失恋模様💔〉
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くだらない会話をする。れるは近くにあるチョコレートを食べる。
「苦…。」
どうやらハズレのビターチョコのようだ。苦さに顔をしかめる。もう一つチョコを
食べる。これは当たりのいちご味だ。口の中で甘い味が溶けていく。
「うま…。」
れるは風呂に入り眠りにつく。
「おやすみ」
今は話すことのない人達に呟く。
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