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ポポポとメタの昔話 2話 名前
数日後
「傷、大分治ってきたね」
「はい、ありがとうございます」
「この分だとあと2、3日で完全に治るかな〜」
「あのっ!ポポポさん!」
「どうしたの?」
「その…数日前の…旅の話なんですけど…」
「うん」
「えっと…僕を!弟子にしてください!一緒に旅をさせてください!」
「…」
「っ!」
「いいよ」
「!ありがとうございます!」
「君ならそう言ってくれると思ってた。これからよろしくね!」
「はい!」
「それはそうと…1つ決めなきゃいけない事があるんだ」
「なんですか?」
「君の名前、じゃないと君の事呼ぶ時困るでしょ?」
「確かに…」
「どんな名前にしたい?」
「う〜ん…」
「ちなみにね、僕の名前も自分で考えたんだよ!」
「そうなんですか?」
「だから、自分で考えてみたらどう?」
「……じゃあ、メタがいいです」
「メタ!いい名前だね!どうしてその名前に?」
「とある国では「超えて」という意味があるそうです。いつか、師匠を超えてみせる、という意味です!」
「っ!ふふ、じゃあこれから頑張らないとね!」
「はい!」